外国人も絶賛。日本の冬に見たい、雪に染まる感動の絶景24選

第27回「湯西川温泉かまくら祭り」/栃木県

湯西川かまくら祭「ミニかまくら」image by:日光市観光協会

栃木県日光市湯西川で毎年1月下旬から3月初旬に開催される「湯西川温泉かまくら祭り」は、日本夜景遺産の「歴史文化夜景遺産」が認定している冬の風物詩といえるお祭りです。2020年は2月1日(土)から3月1日(日)に第27回が開催されます。

会場がいくつかあり、そのなかの沢口河川敷ミニかまくら会場の「ミニかまくら」が、日本夜景遺産に認定されています。ミニかまくらは見ごたえたっぷりで、かまくらに灯るキャンドルが幻想的な美しさを演出しています。

湯西川かまくら祭の様子 image by:日光市観光協会

また「平家の里メイン会場」には大きなかまくらが並び、かまくらのなかでは地元の野菜などがたっぷり入った「かまくら平家鍋」(有料)などが楽しめます。

そのほか、ライトアップが美しい「平家慈光寺会場」、雪遊びが楽しめる「湯西川水の郷スノーパーク」など会場がさまざまあり、それぞれで雪国らしい楽しさを存分に体験できますよ。

あしがくぼの氷柱/埼玉県

image by:梅原慎治
image by:梅原慎治

例年この時期になると埼玉県の秩父地方では、3大氷柱が見ごろを迎えます。3大氷柱とは、「あしがくぼ」、「尾ノ内渓谷」、「三十槌(みそつち)」の3つ。

そのなかでも、もっとも手軽に行くことができる場所が「あしがくぼの氷柱」です。山の傾斜を利用して作られる、壮大で美しい「あしがくぼの氷柱」は、毎年1月上旬〜2月下旬ごろに見ごろを迎えます。

image by:梅原慎治

その大きさは、なんと幅200m高さ30mにも及び、さまざまな角度から見ることができるのも魅力のひとつです。期間中の金〜日曜、祝日にはライトアップも行われ、幻想的な美しさを楽しめます。

残念ながら2020年は暖冬のため、2020年1月28日時点では氷柱ができず閉園となっています。待つからこそ、楽しみも募るもの。来年の氷柱に期待ですね!


  • あしがくぼの氷柱
  • 埼玉県横瀬町芦ヶ久保
  • 芦ヶ久保駅・道の駅果樹公園あしがくぼより徒歩約10分
  • 公式サイト

払沢の滝/東京都

image by:梅原慎治

東京都のなかで唯一“日本の滝100選”にも選ばれている「払沢の滝(ほっさわのたき)」。払沢の滝があるのは、伊豆諸島などの島々を除けば東京都内では唯一の村である、東京都西多摩郡の檜原村です。

滝の近くに駐車場も完備されており、そこからさほど歩かずに見に行くことができる気軽さでありながら、落差60m(4段から成る滝で1段目の滝は26m)もある立派な滝なのです。

完全凍結した払沢の滝 image by:photoAC

近年は冬場でも暖かいこともあり、完全凍結は少なくなっているようで、2018年1月には、なんと12年ぶりに完全凍結したと話題になっていました。

こういった事情から、近年では「最も凍結度が高くなる日が何日になるか?」というクイズを村ぐるみ行うほど、珍しい現象となっているようです。

暖冬となった2020年、なかなか凍結は難しそうではありますが、これからより冷え込む時期です。気になるかたはライブカメラでチェックして、訪れてみてはいかがでしょうか。

  • 払沢の滝冬まつり
  • 東京都西多摩郡檜原村本宿
  • 開催期間:開催中〜2020年3月15日(日)
  • 公式サイト

つなん雪まつり/新潟県

image by:(公社)新潟県観光協会

新潟県の「つなん雪まつり」、は国内最大規模を誇るスノーボードストレートジャンプ大会「SNOW WAVE」とスカイランタンを中心に、数多くのイベントが行われる冬の祭典です。東日本大震災復興の願いを込め、2012年から打ち上げを開始しました。

花火とともに、本祭では約2,000個のスカイランタンが夜空に次々と舞い、まるでおとぎ話のような幻想的なフィナーレを迎えます。

  • つなん雪まつり2020
  • 新潟県中魚沼郡津南町秋成12300 ニュー・グリーンピア津南会場、大割野特設会場
  • 前夜祭:2020年3月13日(金)/本祭:2020年3月14日(土)
  • 公式サイト

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