文化の街を彩る桜。美しき写真でめぐる、東京都「上野恩賜公園」

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2020/03/14

新幹線の乗り入れや、数々の文化施設などでいつも多くの人が集まっている東京・上野。そんな上野を訪れた人が必ずといっていいほど立ち寄るスポットが「上野恩賜公園」です。

台東区を代表する都立公園である上野恩賜公園は、上野だけでなく「東京といえばこの公園」といえるほど広く名を知られている、東京を代表する公園のひとつ。

桜が咲くころは毎年多くの人でにぎわいますが、2020年は新型コロナウイルスの影響で、「うえの桜まつり」「桜フェスタ」が中止となりました。

今回は上野恩賜公園の桜の魅力とあわせて、見るだけで花見気分を味わえる写真をたっぷりご紹介していきます。

公園としてだけでなく、美術館や博物館、動物園まで網羅する文化の発信場所

image by:Shutterstock.com

開園140年を超えた、長い歴史をもつ上野恩賜公園。大正時代に東京市に下賜(かし)されたことから「恩賜」という名称になっていますが、「上野公園」という響きの方に馴染みがあるかたも多いのではないでしょうか。

桜の枝にとまるメジロimage by:photoAC

公園内には、一般的な公園をはるかに超える施設がいっぱい。なかでも、東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、上野の森美術館、東京都美術館が集結しているという豪華さは見逃せません。

image by:Shutterstock.com

さらに、赤ちゃんパンダの「シャンシャン」でも一躍名を馳せた上野動物園や、文化庁の特別機関である日本芸術院、文部科学省の特別機関である日本学士院など、市民や国にとって重要な施設も立地しています。

image by:photoAC

総面積は約53万平方メートルという広大さ。広い公園の定番といえる大きな池「不忍池(しのばずのいけ)」には、パステルカラーのキュートなボートがいっぱい。

園内にはスターバックスコーヒー、公園周辺にもレストランやカフェがたくさんあるため、デートにもぴったりのスポットです。


東京都・上野恩賜公園の見どころは?

image by:Travel Stock / Shutterstock.com

長い歴史をもつ上野恩賜公園は、江戸時代から関東屈指の桜の名所としても人気を集めていた場所。毎年、何百万人ものお花見客が訪れることでも話題を呼び、2019年にはおよそ400万人を記録しました。

アマギヨシノimage by:photoAC

園内に咲き乱れる桜の本数はなんと1,200本ともいわれており、ソメイヨシノをはじめ50以上もの品種が集結。さらに国立科学博物館敷地内では珍しい品種「アマギヨシノ」もあり、珍しさでも群を抜いています。

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