「森の京都(亀岡・南丹)」でわざわざ足を運んで行きたいパン屋さん

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2020/03/07

地元の人やツーリング客に愛されるこだわりパン

ゾンネ・ウント・グリュック作野商店@南丹市日吉町

JR京都駅から電車に揺られること約1時間。JR胡麻(ごま)駅というなんとも香ばしい名前の駅から徒歩10分の場所に、大きな白壁の建物が印象的な「ゾンネ・ウント・グリュック作野商店」さんがあります。

ドイツの木組みの赤い三角屋根の建物が目印です

東北や北陸、京都のホテルや小売店で腕を磨いた店主の作野さんが、奥さんの実家のあるこの地で店を開いたのが2007年のこと。平日は、焼き立てパンを求めて地元の人が訪れるのはもちろん、パンやドリンクを味わえるカフェスペースは、地域の人の憩いの場としても利用されています。

また、週末には、遠方からわざわざ車で訪れるお客さんのほか、バイクや自転車のツーリング客が数多く立ち寄るスポットとして人気の同店。常連さんも多く、家族や友人を連れてきて自分が好きなパンをおすすめする光景も、ここでは珍しくないそうです。

(画像左から時計回りに)白パンピーナッツ/170円、クロワッサン/160円、栗あんぱん/180円

取材で訪れた火曜日は平日ということもあり、地元のお客さんに喜ばれる菓子パンを中心としたラインアップ。金曜日と日曜日には、ドイツパンの名店でキャリアをスタートした作野さんならではの自家製サワー種を使用したドイツパンもショーケースに並びます。

また、予約が多い食パンは、火・金・日曜日は自家製酵母の酒種食パン、土曜日には地元のお米を使った玄米食パン、月曜日には風味豊かな全粒粉食パン、と曜日によって焼き上げる種類を変えているのだとか。訪れる度に新しいパンに出会えるのも、この店ならではの魅力ですね。

窓の向こうに田園ならではの景色を楽しめるカフェスペース

自宅用にパンを持ち帰るのもいいのですが、異国情緒に満ちたカフェスペースでのんびり過ごしてみるのはいかがでしょうか。読書が好きな作野さんがセレクトした本を手にとってみたり、窓の外に広がるのどかな景色を眺めながらスローな時間を過ごしたり…。

季節限定でテラス席も利用できるので、小鳥のさえずりを聞きながら美味しいパンを食べるなんて童話の世界のようなこともできちゃうかも!

また寒い冬にも関わらず、バイクや自転車に乗ってわざわざ訪れたお客さんのために提供したのがきっかけという、店主自慢のスープやグラタンもおすすめ(秋冬限定)。パンとの相性もバッチリな、身も心も温まるメニューです。

■■INFORMATION■■
ゾンネ・ウント・グリュック 作野商店
TEL:0771-74-0194
住所:南丹市日吉町胡麻中野辺谷2
営業時間:8:00~18:00(商品完売の際は、予定を繰り上げて終了する場合あり)/カフェ営業時間は8:00~17:00(LO16:30)
定休日:水・木曜(年末年始および冬期・夏期そのほか不定休あり)
駐車場:あり


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