また、恋に落ちよう。日本を代表する美女たちが、色鮮やかに蘇る
日本を代表する大女優「原節子」
1935年に日活映画『ためらふ勿れ若人よ』で映画デビューした、女優の原節子(はら・せつこ)さん。
戦前から戦後まで活躍した、日本映画史に残る大女優のひとりで、『新しき土』(1937年)、『晩春』(1949年)、『東京物語』(1953年)などの名作に出演したことでも知られています。
妖艶な姿が魅力的な「京マチ子」
1949年に大映に入社し、看板役者として人気を集めた女優の京マチ子(きょう・まちこ)さん。映画では官能的な役どころも多く、作中で多くの人を魅了する妖艶な姿が魅力的。
代表作には『雨月物語』(1953年)や『羅生門』(1950年)などがあり、国内だけでなく海外の映画祭でも受賞を果たします。写真は映画『楊貴妃』(1955年)のスチール写真です。
世界で活躍した女優・政治家「山口淑子」
日本の歌手・女優、そして政治家でもある山口淑子(やまぐち・よしこ)さん。中国で生まれ育った彼女は、日中戦争中に中国人として女優としてデビュー。
その美貌と歌声で中国でも人気を集めていました。その後、日本に帰国したあとは山口淑子として活動し、日本やアメリカ、香港などの映画界でも活躍。昭和スターのなかでも、ひときわ特異な人生を歩んできた女優のひとりです。
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