匂わせ上等、手つなぎNG。海外と日本で違う、「不倫」境界線
浮気・不倫の考えも大らかなブラジル人
陽気な性格を持つブラジル人は、不倫の考え方も大らか。
「気持ちが私から離れてしまって、それがバレるような行為をしたら不倫ね」と話すのは30代のブラジル人女性。
「基本的に男女ともに浮気とか不倫が多くて、魅力的な人には気軽に声をかける国民性だから、結構他国の人と恋愛において考え方は違うと思う」と語ってくれました。
彼女が言うには、ブラジル人の特徴として、複数の恋愛関係を同時進行で進めるのは当たり前。
複数人とデーティング期間(正式にお付き合いを開始するまでのお試し期間)を長く持つのが特徴的で「目当ての女の子2人と僕1人で遊ぶことも全然あるよ」と語るブラジル人30代男性は、「女の子同士もデーティング期間で自身が試されてることをわかっているし、どちらの女の子とも肉体関係があることをお互い同意の上で遊んでることもあるよ」と、日本であれば完全なる修羅場状態がブラジルでは普通の光景であることを話してくれました。もちろん人によりますが、ブラジル、恐るべし。
また結婚に至ったあとも「生涯過ごしていくなかで、心のつながりを最重要視してる」と、パートナーが一番だとしっかり意識していればよいという意見をありました。
「心移り=不倫のスタート」アメリカ人
「不倫の判断は、内緒で特定の相手との度重なるデートをしていたら」と話すのは30代のアメリカ人男性。自分以外の特定の異性との時間が優先され、そしてその事象について嘘をつかれた場合、離婚を考えるそう。
デーティング期間を経て真剣交際を始める性格のアメリカ人は、お互いをきちんと知り、生涯をともにする親友のような存在として結婚相手を迎えるため、パートナー以外への人物への心移り=不倫のスタート。
また別の20代のアメリカ人男性は、彼女と付き合っている最中にオープン期間(浮気しても何してもよい期間)を2カ月間つくったうえで、お互いに生涯寄り添いたい相手かを見極めているとのこと。
結婚後にパートナーを顧みない行動を裏切り行為として判断するのが一般的な定義のようです。
それでは、日本人の不倫意識はどのようなものでしょう?30代、40代の既婚・未婚男女それぞれに話を聞いてみました。