実に面白い…日本とはちょっと違う、海外の「夜の生活」事情

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2020/08/29

新型コロナウイルス感染症の影響で、「密」を回避し、なるべく控えめな行動が望まれる現在。日本だけでなく、世界でも状況は一緒です。

この時期に世界のメディアに目を通していると、意外にもベッドタイムに関するニュースが目に留まります。

例えば、コロンビアやデンマークでは「夜のおもちゃ」の売れ行きが右肩上がりになっているだとか、オランダでは独身者の「夜のフレンド探し」が推奨されているだとか。

自宅で過ごす時間が増えたからこそ、一緒に過ごすパートナーとの円満な生活を楽しみたいところです。そこで今回は、このような時期に少しでも参考になりそうな、世界の「夜の生活事情」を、さまざまな国のかたにインタビューしました。

日本人と世界の人たちのベッドタイムはどう違うのか?あくまでも世界各国に点在する友人たちに聞いた個人的見解の集まりですが、ある種の気晴らしに、そしてほんのちょっぴり参考に、楽しんでみてくださいね。

  • ※以下は本インタビューに応じてくださったかたの個人的な意見です。

男女ともに大声を出す/アメリカ

image by:Unsplash

日本人の「夜の生活」においては、どちらかというとあまりはしゃぎすぎず、しっとりと楽しむケースも少なくありません。大きな声を出していると「演技なのかな?」という評価につながる心配があると思いますが、みなさん、いかがでしょうか?

しかしアメリカ人の友人男性いわく、どこまでも大胆に男女双方大きな声を出すのが当たり前との話。一種のマナーのように、普通のこととされているよう。

隣国のカナダについて聞いてみると、あくまでも個人的見解ですが「カナダの人はprudish(性的にお堅い)だからどうかなぁ」とのこと。同じ英語圏でも夜の生活スタイルは少し異なるみたいですね。

実は筆者も海外取材中に、この話について思い当たることがありました。その取材には各国からライターやジャーナリスト、インフルエンサーなどが呼ばれていて、アメリカからも何人かが招へいされていました。

そのアメリカ人メンバー同士が、どうやら現地で親しくなったらしく、筆者の隣の部屋で燃え上がる夜があったのです。

2人の声は本当にあけっぴろげで、スポーツジムのウエートトレーニングでコーチが選手をはげますように、お互いを鼓舞し合っていました。

ちなみにその2人とも筆者の知り合いですが、そこそこ年配の人たちです。スポーツのように発散するスタイルを、年齢問わずに楽しんでいるのですね。

image by:Unsplash

ちなみに有名な話ですが、アメリカ人たちが興奮の最高潮を迎えるときの言葉は「cumカム)」です。

この言葉は英和事典『ジーニアス英和辞典』によれば、予想通り「来る」を意味する「come」から来ているとの話。日本では「行く」という言葉が使われがちですが、実はアメリカだけでなく海外の多くの国では「来る」が使われています。

「come」はもともと何か話題の中心に向かって動き、一緒になるといった雰囲気の言葉です。当然、行為のゴールに向かって動き、その到達点とひとつになる「達する」という意味も含まれています。

先述した英英辞典にも、「come」には「reach sexual excitement(興奮に達する)」という意味が掲載されています。「reach(達する)」という言葉が、ポイントですよね。思えば「come」は絶頂に達する際の言葉として、ぴったりなのです。

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