子どもも大人も楽しめる。静岡県「エアーパーク」で航空自衛隊体験!

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2021/11/27

日本の安全を空から守る航空自衛隊。普段、私たちの目に触れることはあまりない航空自衛隊の戦闘機・輸送機ですが、実は目の前で見て、触れることができる特別なパークがあります。

それが静岡県浜松市にある「エアーパーク(航空自衛隊 浜松広報館)」です。

航空自衛隊がどのような飛行機に乗ってどのような仕事をしているのか、余すところなく学べ、子どもだけでなく大人も楽しめる施設。今回は航空自衛隊の秘密がわかる「エアーパーク」についてご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

「エアーパーク」は航空自衛隊の施設

image by:Stray Toki/Shutterstock.com

「エアーパーク」は航空自衛隊浜松基地の隣にある広報施設です。航空自衛隊のことを詳しく知ってもらうための施設で、入場料はなんと無料

全国各地に航空自衛隊の施設はありますが、このように一般開放されて資料館のようになっているのはここ浜松だけです。

入場料が無料ということで、「1日遊べる施設なのかな?」という疑問を抱くかたもいるかもしれませんが、心配は無用です。この「エアーパーク」を目的として浜松旅行を計画しても、時間が足りなくなるほど充実した施設となっています。

航空自衛隊基地の隣にあるということで、入館前に実際に航空機が飛び立つ様子を見れるチャンスも。中央にある2,550mの滑走路から飛行機が離陸する姿は迫力満点で入館前から期待が高まります。

image by:Dan Goro/Shutterstock.com

エントランスをくぐると、まず目の前に現れるのが航空自衛隊のミュージアムショップです。

こちらのミュージアムショップ「ツバサ」では、飛行機のプラモデルやお菓子などのお土産物などオリジナルグッズの購入ができます。早速立ち寄りたくなりますが、ミュージアムショップは最後に訪れるのがおすすめ。


1階は、まず航空自衛隊の歴史や任務内容実際に機体に搭載されているエンジンなどが並べられています。普段は触れることのない航空自衛隊の任務内容を知ることで、これから先の展示が一層興味深く感じられます。

パイロットならではのアイテムも

image by:Stray Toki/Shutterstock.com

2階へと足を進めると、次に現れるのはパイロットが持ち込むアイテムや、現在航空自衛隊が所有している航空機全機体の模型などが展示されています。

機体の模型はどれもとても細かく製作されており、一つひとつ見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

武器が並ぶコーナーを見ていると、自衛隊がさまざまな任務を行いながら国を守っている存在なのだと実感することでしょう。

見て、触って、体験して楽しめる!

image by:w_p_o/Shutterstock.com

2階は「展示格納庫」と「全天周シアター」への入り口があります。ちなみに全天周シアターは1日に6回上映されますが、1回120人限定となっています。ただし、現在はシアター内への同時入場者数や上映回数の制限を行なっていますので注意しておきましょう(2021年8月時点)。

1階の受付にて上映の1時間前から整理券が配布されるので参加するかたはお忘れなく。そして、もし上映までまだ時間があるときにはまず展示格納庫へと進みましょう。

「展示格納庫」には実際に使われていた戦闘機や輸送機がところ狭しと展示されています。まずは間近で見る飛行機の大きさに驚き、わくわくすることでしょう。この展示品の飛行機たちの一部は実際に触れて乗り込むこともできるんです。

運転席に乗り込んでみるとボタンやメモリの多さに驚きます。コックピット乗り込み体験中はスタッフのかたが丁寧に説明をしてくれますし、写真も撮影してくれますよ。

筆者が訪れた際のスタッフの方々は、元自衛隊員でしたので、何を質問してもとてもにこやかに答えてくれるたのが印象的です。


展示格納庫でフライト・シュミレーターを体験

image by:Shutterstock.com

展示格納庫には実際に機体を上昇、下降させるなどの体験ができる「フライト・シュミレーター」があります。

大変人気のアトラクションですが、体験できるのが1日限定35組70名となっているので入館後すぐに予約に進むことをおすすめします。午前9時から午後3時30分までの間で搭乗が可能です。

実際の映像を見ながら動かした通りに機体が揺れるアトラクションで、操縦するかたのレベルに合わせて上級・中級・初級が用意されています。身長120cm以下の子どもは搭乗できないので注意しましょう。

小さな子ども向けには3階に簡易シュミレーターが用意されています。小さなカプセルの中に入って表示されるように操縦体験ができるもので、大人も夢中になってしまいます。実は実際の訓練生が行うコースなんだそうですよ。

全天周シアターは必見!

image by:viper-zero/Shutterstock.com

入場に整理券が必要なほど人気の高い展示が「全天周シアター」です。半球型になったスクリーンにブルーインパルスをテーマにした映像や、航空自衛隊による救助活動をテーマにした映像などを楽しめます。

スクリーンは約15mもの半球型になっているため、迫力満点の映像が視界いっぱいに広がります。

実際に機体に乗っているかのような臨場感あふれる映像は、航空自衛隊の施設だからこそ見られるもの。入場開始と同時にシアターへ行き、中央部分の良い席に座るとさらに迫力が増します。

フライトスーツを着用して記念撮影!

image by:viper-zero/Shutterstock.com

せっかくですから記念撮影も楽しみたいところ。大きな航空機と一緒に撮影ができる「エアーパーク」ですが、さらに素敵な写真を撮影するためのアイテムが用意されています。それがフライトジャケットです!

展示格納庫の中でのみとなりますが、航空自衛隊が着用しているフライトスーツやヘルメットの試着体験ができます。

小さな子ども用から大人用まで準備されているため、親子で着用して記念撮影も可能です。楽しい思い出が増える細やかなサービスが嬉しいですね。

image by:Dan Goro/Shutterstock.com

今回は、静岡県浜松市にある「エアーパーク」をご紹介しました。飛行機に興味のある子どもたちだけでなく、自衛隊の活動に心惹かれる大人のかたも十分に楽しめる内容になっています。

飛行機の飛び立つ姿を見ながら航空自衛隊について楽しく学べるので、お近くにお住まいのかたは、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

  • 航空自衛隊浜松広報館「エアーパーク」
  • 静岡県浜松市西区西山町無番地
  • 公式サイト
  • image by:Stray Toki/Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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