信じられない美しさ!外国人が「日本の四季」に驚いたこと
外国人が一番好きな季節は?
続いては、母国を離れて日本で暮らすみなさんに、自分の思う「日本のベストシーズン」について語っていただきました。好きな日本の季節を聞いてみたところ、集計結果はズバリ「春」と「秋」の二択。
ではなぜ、外国人は日本の「春」と「秋」に惹かれるのでしょうか。
桜の季節がベストシーズン!最高の「春」の絶景
「もちろん桜の季節の春がベストシーズンだよ。学校に公園とか、あらゆる場面でみられるきれいな桜にとても優しい気持ちになれるし、日本人は春が『始まりの季節』というのもなんとなくわかる気がする。気候もちょうどいいし、外に出たくなるよね」(アメリカ出身)
「春か秋か迷ったけど、やっぱり春がベストかな。フランスでは日本の漫画やアニメが大人気なんだけど、桜とかお花見のシーンがよく出てくるから、日本にきたら絶対見たいって思ってたんだよね」(フランス出身)
「桜が満開の時期は短いですが、公園が一面ピンクになって本当に感動しました。日本の桜はインドネシアでも有名なので、生で見ることができて嬉しかったです。春は家族で花見をしたり散歩をしたり、良い思い出ばかりです」(インドネシア出身)
「日本の春といえば桜だよね。早咲きの『河津桜』から遅咲きの『八重桜』と、2月から4月まで毎年たくさんの種類の桜を見られるのが楽しみ!」(中国出身)
「日本の桜は信じられないほどきれい!満開の時期が2週間だけっていうのもレア感があっていいよね。いまでは毎年家族で桜を見に京都まで行くんだ。京都の鴨川周辺を歩いて道沿いに咲いている桜を眺めながら、お花見をするんだよ」(シンガポール出身)
春が好きと答えたほとんどのかたが、「桜」のよさを語ってくれました。
また、ペルー出身の男性からは「桜が咲いているころにお花見をしてみたい。ペルーでは公共の場所でアルコールを飲むことが禁止されているから、公園の桜の木の下でお酒を飲んでみたいな」との声が。
昨年2020年は新型コロナウイルスの影響で花見もままならない状況でしたが、いつかは以前のように花見を楽しんだり、春にしか見れない絶景に心を癒されたいという気持ちは、日本人も外国人も同じなのかもしれませんね。
ちなみに、国から天然記念物指定されている日本三大桜は、福島県の「三春滝桜(みはるたきざくら)」、山梨県の「山高神代桜(やまたかじんだいざくら)」、岐阜県の「根尾谷淡墨桜(ねおだにうすずみざくら)」の3本といわれています。
樹齢およそ1,000年を超える圧巻の姿は一見の価値あり。一生に一度は見ておきたい日本の宝ですね。
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