穴場や混浴も。コロナ収束後に行きたい、日本全国癒しの「温泉」ランキング【2021】
第12位 多摩境天然温泉/東京都
2020年10月1日にオープンしたばかりの「多摩境天然温泉 森乃彩(もりのいろどり)」。こちらは東京都町田市に位置し、緑豊かな多摩丘陵の自然いっぱいのなかで温泉を堪能することができます。
「黒湯」と呼ばれる、関東平野ならではの独特な湯が特徴。太古の昔、海中に沈んでいた関東平野には地層に泥や炭が多く、多摩地区の一帯では黒い湯が湧き出しているのです。
海中から出現しただけあって、ミネラル成分が非常に豊富。泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉で、保温力と保湿力に優れ、美容効果が高いことから「美肌の湯」と評判の温泉でもあります。
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第11位 糸魚川温泉/新潟県
新潟県「糸魚川温泉クアリゾート ひすいの湯」は、フォッサマグナ糸魚川温泉にある唯一の日帰り入浴施設です。
一般的に温泉は雨や雪の水が地中にしみ込み、マグマ(マグマ溜まり)で熱せられた状態で地表に出てきた地下水のことを指します。
しかしフォッサマグナ糸魚川温泉の場合、約1,500万年前の古い海水が1,300mの地中に閉じ込められていて、その地底の海水が地熱で温められ、温泉水として地表に出てきているのです。
ひすいの湯の温泉掲示によると「無色・透明・無臭・塩味」と書かれていますが、もともと海水だった温泉なので、その味はもちろん塩辛。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物温泉。いわゆる「温まりやすく、体が冷めにくいお湯」です。切り傷、冷え性などに効く温泉としても知られています。
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第10位 湯河原温泉/神奈川県
電車で東京駅から約1時間半、横浜からなら約1時間で行くことができるアクセスのよさも嬉しいポイントな「湯河原温泉」は、古くから文豪に愛された歴史のある温泉街です。
そんな湯河原、実は東日本で一番古い温泉といわれていることをご存じでしょうか?
開湯はいまから1300年も昔にさかのぼり、万葉集にも詠みあげられた古湯なのです。
また、湯河原といえばシーン別に温泉を楽しめるのも特徴のひとつ。
宿の立寄り湯ではなく温泉施設で気兼ねなく温泉時間を過ごしたいという人は、町営の温泉施設「こごめの湯」や去年オープンした「みやかみの湯」といった日帰り温泉施設へ足を運んてみではいかがでしょうか。
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