満員電車、ヤバすぎ…外国人が「日本の生活」で驚いたこと
7. 飲み会で「とりあえずビール!」にびっくり/スペイン出身
日本の宴会の始めに「とりあえずビールで」と頼むのは、もはや常套句のひとつ。飲み会での最初の1杯をビールで乾杯をする風習がありますが、国によって乾杯文化は異なります。
「日本の居酒屋に行くと、決まってはじめにみんなビールを飲んでいることに驚きました。
スペインでは各自ワインだったり他のお酒を頼むのが一般的なので、周りと合わせてビールを飲むという文化はありません。スペインではビールを昼間に飲むことが多いですね」(スペイン出身)
スペインは「シエスタ」と呼ばれる長い昼休みを取る習慣があり、昼間からビール片手にゆっくりと昼食を楽しむのが一般的なのだとか。お酒の飲み方に文化の違いが顕著に表れていますね。
料理のクオリティと店員さんの素晴らしい接客に感動/台湾出身etc…
「台湾は日本と違ってお酒より食事がメインなので、料理の味にもこだわります。日本の居酒屋は美味しい料理がたくさんあるのでうれしいですね。あと周りの台湾人はだいたい日本の瓶ビールがおいしいといっていますよ」(台湾出身)
「インドネシアの店員はゆっくり歩いたり、仕事中おしゃべりしたりします。でも日本の店員さんは笑顔でキビキビと仕事をしているので、すぐに対応してもらえて嬉しいです。
はじめは挨拶の声が大きくてびっくりしましたが、活気があっていいですよね」(インドネシア出身)
「店員さんたちに活気があって、こちらも自然と気分が高揚してくるよ」(アメリカ出身)
接客ひとつで店の印象は変わるもの。いい店員さんに出会えたら、ついつい常連になってしまいますよね。
いまでこそなかなか飲みに行けない状況が続いていますが、最近ではお持ち帰りやデリバリーに対応している居酒屋も増えてきました。お世話になったお店や自分自身の推しのお店を残していくためにも、これらを活用してコロナ禍を切り抜けていきたいですね。
今回は、日本在住の外国人に「日本での生活で驚いたこと」について、さまざまなエピソードを伺いました。
共感できるものから外国人ならではの視点のものまで、多様な観点から実に興味深い話が聞けたのではないでしょうか。
異文化を通して新しい日本の魅力を発見し、改めて「日本文化」の素晴らしいところを見つけていきたいですね。
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