知る人ぞ知る、京都府民をうならせる京都産ブランド和牛!

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2021/03/03

京都は牛肉の消費・購入量が毎年上位ランクイン!畿内の名だたる和牛ブランドの産地に囲まれていることから、京都には古くから牛肉文化が根付いています。だから京都府民は牛肉の味にはうるさいイメージも。

今回は知る人ぞ知る、京都府民をうならせる京都産ブランド和牛の魅力をご紹介します。

超希少!京都のブランド牛とは?

京都府には京都肉、京の肉、亀岡牛などのブランドがあります。主な品種は黒毛和牛。飼育期間のうち、最も長い期間京都府内で過ごした牛たちであることが大前提。京都府内では22戸の肥育農家さんが約4,000頭の京都産ブランド和牛を育てています。

全国的に見ると生産量が少ないため、超希少!!基本的に京都でしか買えないし、食べることができなかったのですが、近年オンラインショップで購入できるようになり、贈りものとしても重宝されています。また6年前から輸出も始まり、海外にもファンがいるほど!

まさに芸術品!美味しさの秘密は伝統の技と京都ならではの気候風土

(有)京都丹波牧場の牛舎

京都産和牛の歴史は古く、日本最古の和牛書『国牛十図』では「丹波牛」として紹介され、少なくとも約700年の伝統を誇っていることがわかります。

京都府は南丹地域に牧場が多く、盆地や高原といった京都ならではの気候風土と豊かな自然環境のもと、先人から受け継ぐ生産の知恵と技術をもって丹精込めて育てています。

それぞれの農家が、牛にストレスをかけない飼育環境、成長に合わせて与える独自の飼料など、徹底的にこだわり抜き育て上げた牛肉は、まさに芸術品!赤身肉に網の目状に入った美しい霜降り、このお肉の表情ご覧ください。

普段あまり見ることがないお肉の写真を特別に入手!こちらは「第200回京都肉牛枝肉共進会」で最優秀賞(知事賞)を受賞した枝肉((有)京都丹波牧場)です。

特にご覧いただきたいのが、黒矢印部分のロース芯。肉質はもちろんのこと、この部分が丸くて大きいほど素晴らしいお肉なんだとか!興味のあるかたは画像検索でほかの枝肉と見比べてみてください。


また京都府では、各農場がより安心で安全な畜産物を消費者にお届けするために「京のこだわり畜産物生産農場」登録制度を創設しています。京都府HPでも各農家のこだわりをご紹介しているのでチェックしてみてくださいね。(上記登録農場のステッカーが目印です)

★「京のこだわり畜産物生産農場」登録農場紹介のページはコチラ↓↓

京都府ウェブサイト

編集部が注目する京都府の農家さんご紹介!ネット通販、飲食店情報も

いづつ屋三条店では冷めても牛肉の美味しさを楽しめるテイクアウトメニューの開発も!

京都産ブランド和牛の繊細かつ濃密な味わいと上品な舌触り、脂身の美味しさは、心身ともに癒してくれます!京都府ではブランド名以外にも、農家さんの名前が付いたプライベートブランドで呼ぶことも。農家さんと消費者の距離の近さを感じますね。

オリンピックで銀メダル!京都丹波牧場@南丹市

5年に1度の和牛のオリンピック「第11回全国和牛能力共進会」で銀メダル(2位)を受賞するなど数々の受賞歴をもつ(有)京都丹波牧場。生産者平井さんの名前を冠した「平井牛」として、老舗精肉店や名だたる料理人から愛されてきた、全国的にも有名な農家さんです。

★ここで買えます

銀閣寺大西ほか
※銀閣寺大西オンライン購入情報はコチラ

公式オンラインサイト

京都生まれ京都育ちの和牛!(農)和知町升谷畜産振興組合@京丹波町

子牛の繁殖から肥育まで一貫して行う、まさに京都生まれ京都育ちの京都産和牛!!「第176回京都肉牛枝肉共進会」では最優秀賞(知事賞)を獲得しました。すき焼き・精肉の老舗として知られるモリタ屋へ主に出荷され、まさに京の味の代表格です!

★ここで買えます

モリタ屋ほか
※モリタ屋オンライン購入、飲食店情報はコチラ

公式オンラインサイト

モリタ屋はすき焼きのほか、ステーキやしゃぶしゃぶなど多彩なメニューが魅力

地域ブランドとして亀岡で根強い人気!(有)亀岡牛人見畜産@亀岡市

霧の都・亀岡市ならではの濃い霧が発生する亀岡盆地の気候風土が美味しさの秘密。全6戸の農家で生産される「亀岡牛」は地域ブランドとして大切に育てられ、地元の人々にも親しまれています。

(有)亀岡牛人見畜産は「平成28年度 近畿東海北陸枝肉共進会」で最高賞「農林水産大臣賞」を受賞。亀岡市内の全29店舗の飲食店で亀岡牛メニューを提供中。

★ここで買えます

(有)木曽精肉店ほか
※(有)木曽精肉店オンライン購入情報はコチラ

公式サイト

↑は、牛楽の亀岡牛ステーキランチ。う〜ん……美味しそう!!

(株)丹波清光ファーム@京丹波町

(株)丹波清光ファームは、京丹波町国道9号線のランドマーク「(株)いつづ屋本店」の直営牧場です。創業60余年に渡る伝統の技と京都丹波高原の清らかな環境で育てられた丹波牛は、過去に「京都肉牛枝肉共進会」で最優秀賞(知事賞)を受賞、そのほか多数受賞歴も。HPでは美味しい牛肉の食べ方レシピも紹介されています!ご活用くださいね。

★ここで買えます

(株)いづつや本店
※(株)いづつや本店オンライン購入、直営飲食店情報はコチラ

公式サイト

京都・丹波牛 いづつ屋三条店の鉄板焼きメニューの一例

京都産ブランド和牛を堪能するなら関西方式のすき焼きがおすすめ

写真はイメージです

京都府産ブランド和牛をお取り寄せされたかたはぜひとも一度、関西方式でお召し上がりください。作り方はコチラ→熱した鍋に牛脂をひいて、そのあと砂糖(ざらめ)を薄くひき、その上にお肉を広げ、1枚を丁寧に焦がさないように焼きます。

仕上げに醤油をかけてお好みの濃さに調節。最初は野菜を入れずにお肉の美味しさだけを堪能してみてくださいね。

いかがでしょうか。知る人ぞ知る京都産ブランド和牛ぜひご賞味くださいね。また、コロナが落ち着いたらぜひとも京都へ食べにお越しください。お待ちしています!

■■記事監修■■

京都府農林水産部畜産課

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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