こんな絶景が日本にあったのか!夏に楽しみたい、人気「ビーチ」ランキング
各所で真夏日が観測され、本格的な夏の訪れを感じる今日この頃。梅雨が明ければ暑い夏、美しい「ビーチ」を堪能したいと考えている海好きのかたもいるかもしれません。
絶景ビーチへの旅といえば海外のイメージがありますが、実は日本各地にも極上のビーチが多数あるのです。そこで今回は、旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー」が発表した「旅好きが選ぶ!日本人に人気の水辺ランキング2020」から、リアルな人気スポットランキングご紹介。
コロナ禍でなかなか旅行を楽しむチャンスがないいまだからこそ、次の旅行計画に向けて絶景スポットを写真で楽しみながら、気になるエリアをしっかりチェックをしておきましょう!
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
第10位 渡口の浜/沖縄県伊良部島
10位にランクインしたのは、宮古島からおよそ5kmほどの伊良部島にある「渡口の浜」。美しいビーチが数ある伊良部島だけではなく、沖縄県内でも中でもトップクラスの美しさと名高く、海の透明度や真っ白の砂浜など、まさに天国のようなビーチです。
ゆったりとカーブする天然の砂浜はおよそ800mに渡って続き、奥行きは50mほど。足を踏み入れると暖かな砂は想像以上にサラサラで、散歩をしているだけでも心地良い時間を味わうことができます。
口コミでは「何度行っても何時間いても飽きない綺麗なビーチ」「海をみると青や黄色のとても綺麗な熱帯魚が」「宮古島で一番美しい。眺めているだけでも心癒され穏やかに」「何時間でもいられる大好きな場所」と、その美しさと穏やかさに心が浄化されるというコメントが寄せられています。
第9位 古宇利ビーチ/沖縄県古宇利島
9位にランクインしたのは、沖縄本島の北部に浮かび「恋の島」としても名高い古宇利島の「古宇利ビーチ」。エメラルドグリーンの海上を走る、1kmほどの古宇利大橋を渡り終えるとすぐに到着することができます。
直径約8kmの島内にはいくつかのビーチが点在していますが、人気アイドルグループ「嵐」のCMで一躍名を馳せたハート形の岩「ハートロック」のある「ティーヌ浜」、自然そのままの光景が残るシュノーケリングの名所「トケイ浜」など個性豊か。
「沖縄人が誕生した地」とも言われる「チグヌ浜」など、島に伝わる物語へ思いを馳せながら巡ることができる、壮麗でロマンチックなビーチたちに出会うことができます。
口コミでは「とにかく海からも砂浜もキレイ」「真っ青な海と白い砂浜のコントラストが素晴らしかった」「水も綺麗で、少し泳げば魚も見られます」「沖縄本島に初めて行く人にはオススメ」と、沖縄らしい海を堪能できると高い評判が集まっています。
第8位 稲佐浜/島根県出雲市
8位にランクインしたのは、出雲大社より1kmほどの場所にある「稲佐浜」です。日本全国の八百万の神々が出雲へ集結する「神在月」に神事が行われるなど、日本一のパワースポットと言っても過言ではないビーチです。
集まった神々が初めに足を踏み入れる場所である砂浜をはじめ、大国主命が神々へと国を譲り渡した「国譲り神話」の舞台「屏風岩」、かつては弁財天、現在は豊玉毘古命が祀られている「弁天島」など、周囲に神々の力が宿る場所にあふれているのも魅力。
8月と10月にはビーチで神事が行われ、厳かな雰囲気が一層アップ。日本の礎を作り上げた神々の力を感じる場所へ、例年は多くの観光客が訪れています。
口コミでは「あまりの美しい夕陽にうっとり」「とにかく神々しく、日本神話好きならたまらない」「砂浜に砂金でも入っているのかと思うくらいキラキラで海もきれい」「目の前に広がる日本海の大海原は圧巻」と、日本らしい美しさへの絶賛が並んでいます。
第7位 ニシ浜/沖縄県波照間島
7位にランクインしたのは、あまりにも鮮やかなターコイズブルーの海で、国内のビーチとは思えないほどの景色に出会える「ニシ浜」。波照間島は有人として日本最南端にあたるロケーションでもあり、見惚れてしまう青さは「ハテルマブルー」と呼ばれています。
波照間島の中でもトップクラスの絶景を誇るニシ浜は、シーズンのピークでも混雑し過ぎていないところもポイント。しかしながら石垣島から渡るフェリーが天候によりキャンセルになることも多く、訪れること自体が貴重な体験ともいえそうです。
国内外を含めたさまざまなビーチランキングでも何度も上位になるほど、その壮麗さが評判となっているニシ浜。透明度も群を抜いており、ウミガメに出会えることもあるほどです。ビーチでは、監視員が常駐していないためご注意を。
口コミでは「白い砂と青い海、絵に描いたようなビーチ」「曇りでも海の美しさがわかるほど」「日本で文句なく一番美しい七色の海」「これぞ波照間ブルー。最果ての地の楽園です」「この海を見るために遠路はるばるやってくる価値はあります」と、大絶賛のコメントが集中しています。
第6位 浄土ヶ浜/岩手県宮古市
6位にランクインしたのは、国の指定名勝であり、東北随一の景勝地でもある、三陸の名所「浄土ヶ浜」。約5200万年前にその形が作られたと言われ、切り立ったような真っ白の流紋岩が松の木とともに並び、まるで映画のワンシーンのような光景に出会うことができます。
宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖があまりの美しさに「さながら極楽浄土のごとし」と讃えた言葉から名付けられた通り、まさに天国といえる姿は圧巻。海の透明度も高く海水浴場としても人気で、絶景の海を泳ぐひとときは格別です。
「日本の渚百選」「日本の水浴場88選」「日本のかおり百選」などに選ばれ、その美しさはお墨付き。一帯は「三陸復興国立公園」となっており、東日本大震災で起きた津波の被害を学ぶこともできます。
口コミでは「海の水のきれいさにびっくり」「奇岩が海に並ぶ姿は素晴らしく、ほかで見ることができない珍しい景色」「静寂さと時折聞こえる波の音が相まって独特の世界観を醸し出してくれます」「岩々に生命が宿っているかのように語りかけてくる」と、現実とは思えない雰囲気に圧倒されるという声が集まりました。