富士山とのコントラストも。絶景「富士五湖」の魅力と春夏秋冬の楽しみ方

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2021/10/03

「精進湖」で、のどかな風景に癒やされる

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富士五湖で一番小さく、最も静かな湖が「精進湖」です。のんびりと富士五湖を楽しめる精進湖は、とにかく自然に癒やされたい人におすすめ。他の湖から見るのとは違った富士山が見られることで知られています。それが「子抱き富士」。

精進湖側から富士山を見ると、富士山の手前に「大室山」があります。標高1,480mの大室山は富士山と比べるととても小さく、子どものように見えることから、2つが並ぶ姿は「子抱き富士」と呼ばれています。

1.「精進湖自然観察路」でのんびり散策

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コロナ禍で溜まったストレスを解消するのにとてもおすすめなのが森林浴。観光地化され、アクティビティが豊富なエリアももちろん楽しいのですが、自然と触れ合うことによって癒やされる時間を持つのも良い旅の目的になります。

精進湖湖畔にある「精進湖自然観察路」は富士山周辺の自然を感じられる貴重な場所です。植物だけでなく、野鳥や水鳥などに出会えることも。

2.精進の大杉からパワーをいただこう

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精進湖から徒歩で約10分ほどの場所にご鎮座しているのが「諏訪神社」です。緑豊かな場所にご鎮座している諏訪神社は、古くからこの地の中心であったとされる歴史ある神社。境内にある大杉は国の天然記念物にも指定されています。

樹齢およそ1200年を超えるとされる大杉は周囲約12m、高さ約45mの巨木。どっしりと大地に根ざすその姿から日々を生き抜くエネルギーを分けて頂けます。

  • 諏訪神社
  • 山梨県南都留郡富士河口湖町精進84
  • 公式サイト

富士五湖で最も深く最も透明な「本栖湖」

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富士五湖の最西端に位置しているのが「本栖湖」です。本州にある湖のなかで最も透明度が高いといわれる鏡のような湖で、1000円札の裏面に描かれた「逆さ富士」のモデルとなったのもこの本栖湖ということで知られています。

1000円札に描かれた風景を撮影しようとたくさんの写真愛好家たちが集まっていますが、観光客は比較的少なく、刻々と変化する湖の姿を楽しみたい方にはぴったりの場所です。

1.本栖湖はヒメマス釣りのメッカ!

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水質の良い本栖湖では、釣りを楽しむ人の姿が多く見られます。毎年ヒメマス釣りが解禁となる3月下旬から4月下旬、10月下旬から11月下旬にかけてたくさんの貸しボートが湖面に浮かんでいます。


透明度が高いためボートからでもはっきりと魚影が見られ、釣り好きの心をくすぐります。ヒメマスの他にはワカサギ、ニジマス、ウナギ、コイ、ブラックバスなどが釣れることもあるのだとか。

2.遊覧船「もぐらん」で水中を覗き見

「もぐらん」image by:photoAC

本栖湖の湖面に浮かぶのは貸しボートだけではありません。一際目を引く鮮やかな黄色のが本栖湖遊覧船「もぐらん」です。その名の由来は「潜らない」潜水艦だから。

水に潜ることはしませんが、船内の床には窓が取り付けられており、本栖湖の水の中に住む魚たちを見ることができます。デッキスペースもあるので水中の魚たちにここから餌を与え、床の窓からその様子を見ることもできます。透明度が高いからこそできる水中観光、ぜひ楽しんでみてください。

  • 遊覧船 もぐらん
  • 運航期間:3月上旬~7月中旬
  • 公式サイト

どこに行くか選べない方は「富士五湖」めぐりがおすすめ!

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ほど近い場所にありながら、それぞれ違う魅力を持つ富士五湖。興味に合わせて湖を選ぶ楽しみ方もありますが、初めて訪れるのなら5つ全ての湖を回ってみるのもおすすめです。

違う角度から眺める富士山、そしてそれぞれの湖の美しさに感動すること間違いなし!次の休みには、ぜひ富士五湖めぐりに出かけましょう。

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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
  • ※記事内画像に一部誤りがあったため修正しました(2021/10/05)。
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現在は都内の旅行会社で働きつつ、週末をからめた弾丸トラベラーとして世界各国を旅するアラサー女子。

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