梅雨時の鮮やかな彩り。大分県の美しき「インスタ映え」スポット3選

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2022/06/01

雨の日が増え、本格的な梅雨が到来している今日この頃。憂鬱なときに一服の清涼剤として、華麗な姿を見せてくれるのが紫陽花(アジサイ)をはじめとした花々です。

日本屈指の「おんせん県」大分ですが、実は梅雨を彩る美しいインスタ映え名所も。

別府や湯布院など、著名な温泉郷を巡りながら楽しむ風流な花景色。今回は心身共に癒される、大分県だからこその光景をご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

霊山寺/大分市

霊山寺(大分市) image by:PR TIMES

高野山を開いた、かの弘法大師・空海や、比叡山・延暦寺を開山した伝教大師・最澄も足を運んだという、由緒正しき古寺「霊山寺」。

昨今はコロナ禍により売れ残り、処分されることになった生花を譲り受けて作られた「花手水」が話題を呼び、新しい観光スポットに。毎週新しく交換され、何度訪問しても美しい姿を見せてくれる手水桶を目当てに、参拝客が急増中です。

  • 霊山寺
  • 大分県大分市大字岡川855
  • JR大分駅から車で約25分

嵐山瀧神社/玖珠郡

嵐山瀧神社(玖珠町) image by:PR TIMES

その昔、醍醐天皇の孫・小松女院が叶わぬ恋に絶望し、身を投げたといわれる「三日月の滝」のほとりに建つ「嵐山瀧神社」。小松女院との恋を咎められ、当時の「豊後の国」へと配された清原正高少納言を追い、小松女院が辿り着いた場所です。

清原正高がすでに妻子を持つ身となっていたことを知り、侍女11人と共に投身した小松女院。それを聞いた清原正高が、遺骸を引き上げて墓所と神社を作り、現在は嵐山瀧神社となりました。

玖珠町では「地域おこし協力隊」により、多くの神社を花手水で飾る運動が行われており、なかでも嵐山瀧神社はその最たるものと評判に。町内の花農家が無償で提供しているという鮮やかな花々で飾られた光景は圧巻です。

  • 嵐山瀧神社
  • 大分県玖珠郡玖珠町大字山浦116
  • JR北山田駅から車で約5分

普光寺/豊後大野市

普光寺(豊後大野市) image by:PR TIMES

日本でも最大級の「摩崖仏」でその名を知られている「普光寺」。高さ11mと言われるほどの巨大な摩崖仏は、国東半島の「熊野磨崖仏」と並ぶ巨大さを誇ります。この摩崖仏が年に1度、可憐な紫陽花に囲まれるのが梅雨の季節です。


その美しい光景は、普光寺が別名「紫陽花寺」と呼ばれるほどの素晴らしさ。摩崖仏の周辺以外にも、参道など至るところに紫陽花が咲いており、いまでは大分県でも指折りの「紫陽花の名所」となっています。

かつては密教の修験場としても栄えていた普光寺。摩崖仏は鎌倉時代に彫られたものといわれ、穏やかな表情の不動明王が多くの参拝者を見守ってきました。脇にはそれぞれ矜羯羅童子と制咤迦童子像、右に多聞天、弁才天も施されており、紫陽花と相まった厳かな姿をじっくりと堪能することができます。

  • 普光寺
  • 大分県豊後大野市朝地町上尾塚1225
  • JR朝地駅から車で10分
  • 定休日:なし

雨が多く、出かけることすら億劫になりがちな梅雨の時期に、心を軽やかにしてくれる見ごろの花々たち。県や市が尽力して作り出している、大分県の花の名所へと、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

  • source:PR TIMES
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※記事内容とタイトルに誤りがありましたので修正いたしました(2023/07/03)。
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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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