お部屋で食事も温泉も。コロナ禍で人気を集めた「温泉宿」ランキング【2020】
新型コロナウイルスの世界的な流行により、顕著な危機や変化が訪れた楽しみといえば旅行関連のことではないでしょうか。とくに最近では、コロナ禍での「温泉旅行」に変化があらわれているようです。
この度、旅行予約サービスである楽天トラベルが、2020年4月1日(水)~2021年3月31日(水)の宿泊期間を対象に「お部屋食と露天風呂付き客室プランが人気の温泉宿ランキング」を発表。
一体、コロナ禍によりどのような変化があったのか、最新の結果をご紹介します。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
露天風呂付の客室に、県内からの宿泊客が倍増!
第3位 白浜温泉 ホテル三楽荘/和歌山県
3位にランクインしたのは、まるで海外のような真っ白の砂浜を持つ和歌山県の「白良浜」を眼前に拝める「白浜温泉 ホテル三楽荘」。白良浜海水浴場に隣接し、すべての部屋がオーシャンビューという絶景ホテルです。
「日本夕陽百選」に選出されるほど美しい夕焼けに出会える白良浜の光景はもちろんのこと、洗練されたシンプルなインテリアで設えられた和室の数々は居心地も抜群。高層階には露天風呂付の客室が用意され、和室と洋室に加え「特別室」も。
飛鳥・奈良時代より続き、「日本三古湯」のひとつでもある「南紀白浜温泉」の源泉かけ流しを満喫できる温泉は、海側と山側で異なる2つの泉質に浸かることができるという贅沢なもの。
広々とした大浴場だけでなく、夏季限定の「帆船露天風呂」など、変化球のお風呂も楽しめます。
コロナ禍に突入したことで、和歌山県内から訪れる宿泊客は+69.7%(約1.7倍)に。近隣となる京都府からは+11.4%(約1.1倍)、兵庫県からは+11.0%(約1.1倍)と、近畿地方全体でも微増しています。
第2位 道後温泉 八千代/愛媛県
2位にランクインしたのは、3位の南紀白浜温泉とともに「日本三古湯」に数えられる愛媛県の「道後温泉」に建つ「道後温泉 八千代」でした。すべてに源泉かけ流しの露天風呂が備えられているという、贅を尽くした客室が見事な旅館です。
古くから「美人の湯」と評判の温泉を、誰も気にすることなく存分に満喫できるプライベートな客室露天風呂が魅力のひとつ。
さらにそれだけでなく、広々とした大浴場も完備。優しい和モダンに仕上げられたインテリアも、老若男女問わず癒されると評判です。
また、類稀な技術の料理人たちにより手掛けられる食事の数々は、彩りから器に至るまで壮麗な仕上がり。その時期だけの旬な食材を駆使し、日々さまざまな芸術が登場する「料理長のおまかせ料理」は、ぜひとも味わいたい一品です。
数字を見ると、3位と同様に愛媛県からの宿泊客が+105.5%(約2.1倍)と大きく倍増。コロナ禍で県を跨ぐことが憚られるからこそ、住んでいる土地の魅力が再確認されていることがわかります。
第1位 下呂温泉 下呂ロイヤルホテル雅亭/岐阜県
堂々の1位を獲得したのは、飛騨高山の絶景を見渡すことができる「下呂温泉 下呂ロイヤルホテル雅亭」でした。
こちらは「日本三名泉」のひとつである「下呂温泉郷」に立地し、圧巻の「総檜展望風呂」や「美濃石造りの露天」など、ホテル内で湯めぐりを満喫できるホテルです。
「展望大浴場」には畳が敷かれ、「庭園露天」では6つの壺湯に入ることができ、2種の足湯まで完備。さらに、まるで日本庭園のような貸切露天風呂や、下呂温泉でも貴重な露天風呂付客室もあり、館内はまさに温泉天国。
純和室のほかにも、こだわりのインテリアで仕上げられた「アンティークタイプ」の客室はメディアでも多々取り上げられる人気のお部屋。アルカリ単純泉で美肌効果も高い天然温泉を堪能できるとあって、大きな人気を集めました。
数字を見ると、やはり岐阜県内から訪れる宿泊者が+137.8%(約2.4倍)と最も変化していることが判明。なかでも、年代別の50代~60代の宿泊者が+56.9%(約1.6倍)と増加している点も特徴となりました。
コロナ禍で巻き起こった「ニューノーマル」な日常に、人との接触が非常に控えられる温泉旅行は人気を拡大。
風呂付の客室や、客室内での食事は、感染予防対策にはうってつけのプランとなっています。ワクチン接種が進んでいる現在、今後の変化にも注目が集まっています。
- source:PR TIMES
- image by: Shutterstock.com※イメージです。
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