イラッ!外国人に絶対言ってはいけない!?禁断の「NG日本語」
来るわ/リトアニア語
リトアニアという国を知っていますか?エストニア、ラトビア、リトアニアでバルト海沿岸に面する「バルト三国」などといいますよね。
そのリトアニア(および隣国のポーランドの一部)で話されている言葉に、リトアニア語があります。恐らく大半の日本人が「知っているリトアニア語は?」と聞かれても首をかしげるのではないでしょうか。
しかし実は何気ない日本語がリトアニア語に聞こえてしまうケースがあります。しかもちょっと際どい意味で。その日本語とは「来るわ」です。
例えば、リトアニアの首都ビリニュスで、ベラルーシとの国境を越えてやってくる友人Aと待ち合わせをしていたとします。待ち合わせの時間から30分ほど過ぎたときに、友人Aから「到着した」とメッセージが届きます。
あなたは別の友人Bと友人Aをカフェで待っていたとしましょう。まもなく人ごみのなかに、友人Aの姿が見えます。その姿を見てあなたは友人Aを指差しながら友人Bに「来るわ、来るわ。もう来るわ」と連呼したとしましょう。
その状況を目にした周りのベラルーシ人は、あなたに厳しい視線を走らせるかもしれません。なぜなら「来るわ」は、ベラルーシ語で「売春婦」という意味の言葉に聞こえるからです。
『鬼滅の刃』でも「遊郭編」が始まります。遊郭を「くるわ」ともいいます。
ベラルーシの旅先で友だちと『鬼滅の刃』の話題になって「『くるわ』って何?」「くるわ?くるわは『そろそろくるわ』」などと寒い冗談をいって笑わないように注意したいですね。寒いどころか軽蔑される恐れもありますので。
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