イラッ!外国人に絶対言ってはいけない!?禁断の「NG日本語」
食った/ヒンディー語
先ほどはちょっと苦しい例を挙げましたが、次は全く苦しくない例に戻ります。突然ですが、インドの公用語が何かご存じですか?そのとおり、ヒンディー語ですね。
インド旅行中には多くの人に英語が通じるので問題ありませんが、通じない人とのコミュニケーションにおいてはやはりヒンディー語の理解が欠かせません。
しかしヒンディー語といっても「ナマステ」くらいしか分かりませんよね?何度か旅をすれば「ダンニャバード」などトラベルヒンディー語会話も分かってきますが、それでも語いには限りがあります。
そんなボキャブラリーの少ないヒンディー語リストに加えてもらいたい言葉があります。
何と読むのか見当もつきませんが、カタカナで音写すれば「クッタ」という感じです。そうですね。日本語の「食った」という豪快な食後の一言ですね。
インドでカレーがおいしくて、たくさんカレーを食べたとしましょう。ナンもおいしく、タンドリーチキンもおいしく、ラッシーもおいしくて、大満足とともに思わずお店で「食った、食った」と声を上げたとします。
周りのインド人の客や店員がその声を聞いて、ちらっと視線を向けてくるかもしれません。その理由はあなたが珍しい日本人の旅行者だからではありません。「食った」の言葉に反応している可能性があるのです。
「食った」は、ヒンディー語・英語の辞書を見ると意味は「dog」と書かれています。別に意味は「イヌ」なので問題ないのですが、この場合のイヌは「組織のイヌ」だとか「イヌ野郎」だとか、ちょっとネガティブな意味でも使われます。
特に男性に使うと侮辱の響きがこもるので、例えば男同士の旅行で食後に「食った?」「食った。(お前は)食った?」「食った」などと言い合っていると、周りからは変な目で見られてしまうかもしれませんね。
今回は、何気ない日本語が海外ではちょっと際どい響きに聞こえるケースを紹介しました。なかには普段、日本で生活しているときに使っているような単語も含まれていましたね。
かなりリスクの高い言葉から、ちょっと苦しいケースまでいろいろ紹介しましたが、万が一の可能性を考えて、知っておいて損はないはずですよ。
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