イラッ!外国人に絶対言ってはいけない!?禁断の「NG日本語」
敷くな/リトアニア語
せっかくリトアニア語をひとつ覚えたので、もうひとつ追加しましょう。例えば、リトアニア旅行中にバルト海に面したクライペダの街を訪れ、さらにそこから現地の友人を交えて車に乗り込み、プラテーリャイ湖でピクニックしたとします。
あなたと友人は湖畔の広場に着くなり、日本から持ち込んだレジャーシートを開きます。しかし何を間違ったのかあなたの友人が持ってきたレジャーシートは、ちょっと広げるのがはばかれるような柄だったり、汚れていたりしたとしましょう。
あなたはさすがに慌てて「敷くな、敷くな、それ敷くな」と連呼したとします。しかし一方で、同行したリトアニア人の友人は、あなたと友人のやり取りを聞きながら、偶然の言葉の響きにちょっと笑うかもしれません。
日本語の「敷くな」はリトアニア語で「Sikna」に聞こえるからです。この単語をリトアニア語・英語の辞書で調べると「ass」「asshole」「butt」などと書かれています。
「ass」と「butt」は同じ意味で「asshole」もある意味で同じ。いずれも日本語では「お尻」を意味し「asshole」に関していえば「お尻の穴」になります。
敷物を敷くか敷かないか言い争いながらリトアニア語で、日本人ふたりが「お尻」と連呼しているわけです。
そもそもリトアニアでレジャーシートを広げる場面など、ほとんどの日本人には人生で一度も訪れないシチュエーションだと思いますが、くれぐれもご用心を。
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