日本って、意外と…韓国人が来日してショックを受けた10のこと
9.スマホなしで電車の到着時間がわかるの？
交通事情については、まだまだ日本と韓国で違いがあります。自動車だけでなく、公共交通機関である地下鉄やバスも例外ではありません。
例えば、日本のJRや地下鉄では、ホームで電車の到着時間がわかるように「電光掲示板（発車標）」が設置されていますよね。万が一、遅れてしまった場合でも「あと○分」のように、電車の到着時間を一目で知ることができます。
しかし、韓国にはこのような電子掲示板に到着時間が表示されることはありません。「前の駅に到着」「○つ前の駅に到着」のように表示されるだけで、何時に到着というより、いま電車がどこの駅にいるかを示しています。
ではどうやって電車の到着時間を確認するかというと、スマホが必要不可欠。ネットやアプリで運行状況を確認して、何時ごろに着くというのを把握するのだそう。
「韓国の地下鉄には日本みたいに電車が到着する時間が記載されていなくて、携帯で確認を取る方法しかないです。日本の地下鉄に列車到着時間が書かれていることの便利さに驚きです」（20代女性）
「日本は電車同様にバスにも時刻表があり、バス停に向かう時間などの予定を立てやすい点が良いです。韓国ではネットで運行状況を確認できるが、毎日同じ時間に来るわけではないので、時間が読みづらく不便です」（30代女性）
このように電車やバスの到着時間を確認するためには、スマホは必須みたいです。日本のようにホームについてすぐに時間を確認することは難しいのが現状なのだとか。
「日本はバスやタクシー、電車などの交通機関の運転の丁寧さ、清潔さ、時間厳守なところがいい。日本だと交通機関は安全運転で安心して乗車することができます。そして乗車時も並んで乗車してくれますが、韓国はまだまだ並んで乗車する意識が低いように思えます」（40代男性）
地下鉄やバスでの移動はかなり便利ですが、時刻を確認するためにわざわざネットで調べたり、アプリを開いたりするのは少し不便かもしれません。とはいっても韓国はスマホの普及率がかなり高い国のひとつ。
世界の先進国のスマホ普及率を調査したデータによると、韓国のスマホの所有率はなんと95％という結果に。対して日本は66％（2018年時点）。おじいさんやおばあさんでも使いこなしているので、かなりスマホが浸透しているといえます。
