大迫力の名爆!本当は教えたくない、伊豆の穴場「萬城の滝キャンプ場」へ
ドライブに定番、目的に合わせて選択する西伊豆ルートと東伊豆ルート
ちょっと遠回りしてからキャンプ場へ行ってみたい!という方は「土肥金山」や、「道の駅 伊東マリンタウン」などに立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。
土肥金山は西伊豆方面を周ってからのアクセス、伊東マリンタウンは東伊豆方面を周ってからのアクセスの際に立ち寄るのがおすすめ。
西伊豆方面は眺望の良いスポットが多く、比較的渋滞も少ないため、ドライブやツーリングを楽しみたいときにぴったりです。
一方、東伊豆方面は熱海や伊東といった伊豆半島を代表するにぎやかな街を抜けるルート。定番の景色を堪能したいという場合には、コチラから回ってみるのがいいかもしれません。
- 西伊豆 土肥金山
- 静岡県伊豆市土肥2726 | TEL.
- 0558-98-0800
- 入場料金(観光坑道 & 黄金館共通チケット)大人1,000円、小人500円/砂金採り体験料金:大人750円、小人650円
- 定休日:なし(変更の可能性あり)
- 9:00~17:00(入場受付:9:00~16:30)
- 公式サイト
- 駐車場:有り(無料/乗用車200台、観光バス9台)
- 道の駅 伊東マリンタウン
- 静岡県伊東市湯川571-19
- 公式サイト
まさかの世界農業遺産!圧倒される規模の「筏場のわさび田」
伊豆ならではのちょっと珍しい景色を見てみたいという方は、「筏場(いかだば)のわさび田」に立ち寄ってみるのがいいでしょう。
筏場のわさび田は、約1,500枚、総面積14.7ヘクタール(東京ドーム約3.2個分)の棚田であり、静岡県棚田等十選にも認定されているわさび田です。
このわさび田にも採用されている「畳石式(たたみいししき)」と呼ばれるみずわさびの栽培法は、2018(平成30)年に国連食糧農業機関(FAO)によって、世界農業遺産(GIAHS)に認定されているのです。
2021(令和3)年現在、日本では11例しか認定されていない世界農業遺産を、伊豆の山間部で堪能することができるのはおどろきですよね。
なお、筏場のわさび田へアクセスするルートには少々道幅が狭いところもあるため、十分に気をつけるようにしてください。またわさび田は私有地であり、大切な資産です。ルールとマナーをしっかり守って見学しましょう。
大人も子ども笑顔になれる、迫力の滝と巨大カブトムシ
さて、今回の目的地である「萬城の滝キャンプ場」は、伊豆市の山間に位置します。ここを訪れた際に最初に目に飛び込んでくるのが、カブトムシを模した意匠の建築物です。
この建物、単体で見た場合には、自然とはかけ離れた異質感があるのですが、山間のキャンプ場にあると、自然の中に来た!という気分を盛り上げてくれるのが不思議です。
キャンプ場に来ていきなりこんなカワイイ建物を目にしたら、お子さんのワクワク感は爆上がりになりますよね。ちなみに、この建物はトイレになっています。
キャンプ場の管理棟は、このカブトムシ風の建物の向かいにあります。清潔感がある建物で、ランドリー(洗濯1回200円、乾燥20分200円)やシャワールーム(3分300円)なども完備。
ゴミ捨て場もあり、燃えるゴミは指定ゴミ袋(100円)を購入することで捨てる事ができます(ビン・缶、プラゴミ、燃えないゴミはゴミ袋無しで分別して捨てられます)。
ちなみに管理棟の外のテラスにはブドウ棚があり、季節になるとブドウが実っている様子を見ることもできるんだとか。
今回訪れた萬城の滝キャンプ場は、AからCの3のテントサイトとバンガローサイトに分かれています。各テントサイトは区画ごとに盛土され、平坦で水はけが良い状態に整備されています。
また各区画間には適度なスペースが設けられているため、キャンプなのに密状態になってしまう…なんて事態も避けることができます。
なお、萬城の滝キャンプ場はテントサイトやバンガローサイトなどの宿泊施設のほかに、イベントや雨天時のレクリエーションなどを行う事もできる体験棟などの施設もあります。サイトの脇には沢も流れているため、家族連れの場合には沢遊びなども楽しめそうです。