固くなったおにぎりが柔らかく元通りに!?旅先でも役立つグルメ復活方法
パサパサで固くなった「おにぎり」
欧米を旅行する間はパンが主食になるかもしれませんが、「おにぎり」を旅先で食べる機会も国内旅行では増えると思います。パサパサになったり、冷蔵庫のなかで固くなったりしたおにぎりは、どのように復活させればいいのでしょうか。
- 電子レンジを使う
- オーブントースターを使う
- フライパンを使う
いままで、以上の3つの方法を模索してきました。
おにぎりの場合、最も有力な選択肢は電子レンジになります。焼きおにぎりにするなら別ですが、ふっくらご飯の温かいおにぎりに戻したいと思えば、バケットのときと同じく、少量の水をおにぎり全体に振って電子レンジで温め直します。
この場合、ラップフィルムがあれば包んで軽く口を開けて温めたいですが、ラップフィルムがなくても十分おいしく戻ります。旅先だけでなく、普段の生活でも生かしたいですね。
炭酸の抜けた「コーラ」も!?
最後は、食べ物ではなく飲み物です。「コーラ」などの炭酸飲料のガスが抜けてしまった場合は、どうすればいいのでしょうか。
炭酸水メーカーがあれば一番ですが旅先にある可能性は低いです。電子レンジ、オーブントースター、フライパンも使えません。
まず、身もふたもない方法でいえば、炭酸が抜けてしまったコーラは、冷やした炭酸水で割って飲んでください。炭酸水は、ヨーロッパなどの海外で容易に手に入りますし、日本でも手に入ります。
もうちょっと手を掛けていい場合は、近所のスーパーマーケットなどで食用の重曹やクエン酸を買って、コーラの残りにそれぞれ1gずつ(ティースプーン1杯くらい)を入れてください。
重曹とクエン酸をコップに入れて、ガスの抜けた炭酸飲料をそのコップに注いでも構いません。あっという間に炭酸が復活します。
「重曹」とは、重炭酸曹達(ソーダ)の略で、重炭酸曹達は、炭酸水素ナトリウムの俗称です。商品によっては「タンサン」などと書かれている場合もあります。クエン酸とは酸味料の一種で、かんきつ類・梅などの果実に多く含まれている酸です。
いずれも、旅先のスーパーマーケットのお菓子づくりのコーナーにたいていの場合は置かれています。売り場に入ったら、真っ先に向かってくださいね。
ただし、この方法だと多少、味が変わってしまうので、ビニール袋に重曹(15g)+クエン酸(15g)+水(100ml)を入れ、袋の中で二酸化炭素を発生させる方法もあります。
勢いよく袋が膨らむので、ストローを差した上で口を押さえ、ガスの抜けてしまった炭酸飲料の入るペットボトルにストローを差し込んでください。1分ほどで袋の勢いが落ちてくるので、栓を閉めペットボトルを振り、二酸化炭素をコーラに溶かす方法もあります。
ただし、ここまで手間を掛けて旅先でコーラのガスを復活させるくらいなら、単純に新しい商品を買った方が手間もコストも安く済むと考えられます。
それに、重曹とクエン酸を直接入れたときほど、二酸化炭素を溶かす方法で炭酸は復活しません(※あくまでも個人の感想です)。まあ、旅先の体験プログラムとしては楽しめますので、時間に余裕があるときなどに、試してみてくださいね。
今回ご紹介した食べ物の復活方法は、旅先のホテルによっては電子レンジやオーブントースターが設置されているところもありますので、試しやすいのではないでしょうか。
ただし備え付けの家電を使用する際はホテルのルールを守った上で使用してくださいね。
- 参考
- 実験 炭酸たんさん水すいを作つくろう – 学研キッズネット
- 清涼飲料に使われる原料は?
- 食材の道のり ポテト(じゃがいも)篇 – マクドナルド
- 炭酸水の作り方!手作りと炭酸水メーカー、2つの作り方とメリット・デメリット – トリム・ミズラボ
- image by:ahmad.faizal/Shutterstock.com
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