サメ、クラゲだけじゃない。いろんな意味で危険な「泳いではいけないビーチ」5選
アカプルコ/メキシコ
かつて、高級リゾート地として人気を博したメキシコ南部のアカプルコも、このところ暴力が日常となり、観光客には落ち付けない旅先になっています。
麻薬カルテルを根絶するために2006年から政府が軍を動員して以来、各地で銃撃戦が起きているほど。もちろんアカプルコも例外でなく、過去の報道を振り返ると、繰り返し白昼の銃撃戦や銃による殺人が報じられています。
日本の外務省からも「不要不急の渡航は止めてください」との警告も。
<太平洋湾岸にアカプルコ市やシワタネホ市等の有名な観光地がありますが、観光客が多く訪れる場所であっても、殺人等多くの凶悪事件が発生しています。犯罪組織対策のため、国家警備隊等が治安維持にあたっていますが、治安改善の兆しは見られません>(外務省の海外安全ホームページより引用)
現地を知る同業の知人に問い合わせてみると、アカプルコのリゾート地にあるレストランで銃による殺害事件が数カ月前にもあり、犯人の2人を警察官が追い、ビーチで1人を射殺、1人に重傷を負わせたとの話。調べてみると確かに現地報道が確認できました。
ビーチで犯人を追う警察官の姿、その追跡劇に居合わせる観光客の姿も報道写真やビデオでチェックできます。
ビーチで泳いでいたら、逃げる殺人犯を、銃を発砲しながら警察官が追ってくる光景に出くわすなんて、イタチザメやイルカンジクラゲとはまた別の意味で怖いですよね。
いま読まれてます