来るぞ、福井ブーム!「北陸新幹線」延伸開業日が2024年3月16日に決定

Array
2023/09/23

神秘的な「平泉寺白山神社」へ

image by:Shutterstock.com

20代の若い編集者・本多さんの福井おすすめ観光体験の2番目は、大本山 永平寺に続いて次もお寺「平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)」めぐりでした。

平泉寺白山神社は、福井市を中心に考えると、大本山 永平寺よりも奥にあります。全国区の知名度を誇るあの「福井県立恐竜博物館」と同じ勝山市の名刹(めいさつ)です。

それこそ、大本山 永平寺よりも歴史が古く、717(養老1)年と、奈良時代の創建だと『日本大百科全書(ニッポニカ)』(小学館)にも書かれています。

image by:Shutterstock.com

しかし、越前や加賀など現在の北陸でも起こった一向一揆(いっこういっき)の兵火によって全山が焼亡し、往時の宗教都市はその後も、一部しか再建されたなかったみたいです。

明治新政府の政策である神仏分離によって、平泉寺の境内には白山神社が残されました。本多さんいわく、参道や境内全体にこけが広がっていて、朝方に行くと朝露がこけの上で輝き、誠に見事らしいです。

image by:Shutterstock.com

アップダウンも適度にあり歩きがいのある観光地らしいので、福井旅行では朝早く宿泊地を出て、朝方の平泉寺の散策を楽しみたいですね。

  • 平泉寺白山神社
  • 福井県勝山市平泉寺町平泉寺
  • 0779-88-1591
  • えちぜん鉄道・勝山永平寺線「勝山駅」から平泉寺線バス乗車「平泉寺白山神社前」下車
  • 拝観料:無料
  • 年中無休
  • 見学自由
  • 公式ホームページ
  • ※国名勝「旧玄成院庭園」は拝観料50円

芦原温泉の駅前で「足湯」体験

image by:福井県観光連盟

続いて、本多さんが紹介してくれた福井での観光体験は「芦原(あわら)温泉」の「芦湯」(足湯)です。

芦原温泉とはそもそも、福井では人気の温泉地。「東尋坊」への観光基地のような立地も魅力的です。その温泉街の玄関口(駅前)、あわら温泉湯のまち広場には、総ヒノキ造りで源泉かけ流しの巨大な足湯があり、宿泊客以外でも気軽に温泉を楽しめる機会が提供されています。

午前7時から午後11時まで開いている営業時間が魅力らしく、金曜の仕事終わりにわざわざ出掛けたり、友だちと遊んだあとに立ち寄ったりと、本多さんご自身も大いに楽しんでいるそう。


ライトアップが夜にはあるので、若者グループも遅くまで足湯に入り、話に花を咲かせているのだとか。

あわら温泉湯のまち広場には、赤ちょうちんが目印の屋台村もあるとの話。芦原温泉に宿泊してもしなくても、体験価値の高い足湯だと本多さんは教えてくれました。

  • 芦原温泉「芦湯」
  • 福井県あわら市温泉1-203(あわら温泉湯のまち広場内)
  • 0776-78-6767
  • えちぜん鉄道・三国芦原線「あわら湯のまち駅」から徒歩約2分
  • 無料
  • 年中無休
  • 7:00〜23:00
  • あらわ市観光協会公式サイト
  • 無料Wi-Fi完備

いま読まれてます
 全国 「すごい」を意味する方言が、全国47都道府県で全部違っててすごい ★ 7446
 福井 「ブラタモ」も注目。いまは穴場、絶景の夕日が待つ福井「三国突堤」 ★ 318
 石川 「北陸のクイズ王」といざ勝負。初心者でも楽しめる石川県のクイズカフェ ★ 120
 国内 「好き」を意味する方言が、全国47都道府県で全部違ってて全部好き ★ 1885
 福井 「晴明神社」は京都だけじゃない。北陸のレトロな港町・敦賀を行く ★ 62
エアトリ 西オーストラリアへ花の祭典と世界で最も幸せな動物「クオッカ」に会いに行く
来るぞ、福井ブーム!「北陸新幹線」延伸開業日が2024年3月16日に決定
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます