いや美味いのに!?金沢市民がなぜか謙遜しながらも通い詰める「8番らーめん」
東京駅から北陸新幹線・かがやきで、約2時間30分ほどで到着する石川県の「金沢」。日本海でとれた海鮮は抜群の美味しさで、飲み屋街もまとまっているので、昼も夜も楽しめる街です。
香林坊(こうりんぼう)や片町(かたまち)といった中心エリアのホテルに泊まると、「兼六園」や「金沢21世紀美術館」、「近江町市場」などの観光地へのアクセスも便利で、かなり満足のいく旅ができるといっても過言ではありません。
かくいう筆者も金沢が大好きで何度か訪れているのですが、もう夜の街が最&高。とりあえず飲みメインの筆者は、金沢のお酒が私を呼んでいるので中心街に重きをおいてめぐることに。
今回はそんな金沢の旅の思い出を振り返りながら、地元住民がなぜだかわるぐちを言いつつも通い詰める、ご当地グルメチェーン店に迫ります。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
金沢、食のクオリティが高すぎる…!
何度か金沢を訪れて思ったことのひとつに、器からクオリティがレベチだということ。とある天ぷら屋さんの大将から聞いたのは「金沢の人は、お皿からこだわる」ということ。
やはり加賀百万石という歴史が語る通り、目の肥えたお客さんが多いせいか、金沢ではどこのお店でも気の利いた美しい器で食事が提供されることが多かったように感じます。
そして言わずもがな、食材の美味しさをいかした料理の数々。回転寿司のレベルも非常に高いですよね。こんなにネタが大きいの!?と驚いた人もいるのではないでしょうか。
しかも、その品質に対して価格が安すぎる。日本海で水揚げされる魚介類だけでなく、ちょっとしたお通し(付きだし)もかなりの美味しさ。ちょっとどうなっているのかわからないと思うのが、都内から来た旅人の金沢あるあるではないでしょうか。
昼も夜も「ハシゴ」に最適なんです
ここ数年ですでに5回ほど金沢旅行を楽しんでいる筆者ですが、実はまだ金沢の中心街にしか宿泊していません。香林坊や片町の近くにホテルを予約することがほとんど。次回こそはほかのエリアも攻めてみたいと思っています。
ただ、中心街になるとお店が集まっているので、夜を遊ぶときはかなり便利。どうしてもエリアを区切ってホテルを探してしまうのが飲兵衛の性ですね。
もちろん中心地には便利な周遊バスも走っているので、金沢駅を拠点に観光地をめぐるのもおすすめです。
ちなみに金沢駅からは「まちバス」という、主要観光地を結ぶバスが土日祝に運行しており、なんと運賃は大人100円!小学生は50円というありがたさ(詳細は公式サイトをご確認ください)。金沢駅から「近江町市場」や「金沢21世紀美術館・兼六園」、「香林坊」などを結んでいます。
他県民も利用しやすいように、PASMO(パスモ)やSuica(スイカ)、ICOCA(イコカ)にも対応。そのため筆者のように香林坊や片町エリアでホテルをとらなくても、金沢駅を起点に移動をするなら気軽にアクセスできるのが、金沢の推せるポイントのひとつなのです。
- まちバス
- 大人100円、小学生50円
- 公式サイト
バスに乗らなくても、タクシーでの移動もラクラク。次のお店に行こうと思ったとき、徒歩で約10〜15分以内である(場所によってはそんなにかからない)ことが多いのですが、金沢は道がシンプルでわかりやすいので土地勘がなくてもいけちゃいます。何かとおぼつかない酒飲みには、ありがたい限りですよね。