【2022】京都府の紅葉名所|今年はどこ行く?地域別穴場特集
徐々に気温も秋らしくなり、今年の紅葉を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。今年もKYOTOSIDE編集部が厳選した、穴場の紅葉スポットをご紹介します。京都市内のほか、もうひとつの京都エリアの穴場の紅葉スポットが盛りだくさん。秋のお出かけの参考にしてください。
【注意】掲載情報は10月7日の時点での情報です。今後、イベントなどの開催予定が変更となる可能性もありますので、最新情報は各自お問い合わせください。
・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手洗い・身体的距離の確保など)を徹底してください
・屋外の活動も慎重にしてください
・発熱等の症状(発熱、咳、のどの痛み、息苦しさなどの症状)がある場合は、外出を控えてください
“竹の里乙訓”エリアの紅葉穴場スポット
竹取物語発祥の地のひとつと伝わるこのエリアは、京都と大阪を結ぶ交通の要所でもあります。京都市内からも比較的近くアクセスも便利なので、ひと足延ばす気持ちで訪れやすいエリアです。
芸術の秋を彩る自然美にうっとり
【大山崎町】アサヒビール大山崎山荘美術館
見ごろ:11月中旬~12月初旬
大正から昭和初期にかけて、実業家・加賀正太郎によって建築された「大山崎山荘」。現在ではアサヒビール大山崎山荘美術館として公開され、クロード・モネの『睡蓮』や河井寬次郎や濱田庄司、バーナード・リーチなどのコレクションでも知られています。
美術品はもちろん、チューダーゴシック様式の建築美も人気ですが、お庭も四季折々の彩りを楽しめますよ。庭園にはカエデがたくさん植えられており、晩秋には燃えるようなカエデの赤と、イチョウの黄色が庭園を埋め尽くします。
また、本館2階の喫茶室テラスからは美しい紅葉を眼下に、壮大な風景を一望できます。美術鑑賞とともに、紅葉の自然美にも浸ってみては?
■■INFORMATION■■
アサヒビール大山崎山荘美術館
住所:京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
電話:075-957-3123(総合案内)
時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
料金:一般900円/高・大学生500円/中学生以下無料/障害者手帳をお持ちの方300円
定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜)/臨時休館あり/年末年始※11月21日(月)・28日(月)は開館
公式ホームページ
もみじの絨毯が広がる「もみじ参道」へ
【長岡京市】光明寺
見ごろ:11月中旬~12月上旬
京都市内からもほど近い長岡京市にある、1198(建久9)年に建立した西山浄土宗の総本山。総門から薬医門へと続く道は「もみじ参道」と呼ばれ、一面にもみじの絨毯が広がります。
このもみじの絨毯が見られるのは、紅葉が落ち始める晩秋ごろになります。また、こちらは混雑する場合があるので、落ち着いて見るなら早朝か夕方ごろがオススメです。
※光明寺および近隣には駐車場がないため、公共交通機関をご利用ください。
■■INFORMATION■■
光明寺
住所:京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
電話:075-955-0002
時間:9:00~16:00(16:30閉門)
料金:一般1,000円/中高生500円(紅葉時期以外は無料)
公式ホームページ
燃えるような紅葉に心癒される
【長岡京市】柳谷観音 楊谷寺
見ごろ:11月上旬〜下旬
平安時代より天皇家や公家などをはじめ、眼病に悩む人々を癒す祈願所として信仰されてきた柳谷観音。人里離れた山深い場所に位置するため、寺全体が燃えるような紅葉に包まれます。
また、上書院(毎月17日公開)からの浄土苑(名勝庭園)の眺めは格別。はらはらと舞い落ちた紅葉が庭の刈込を赤く染め上げ、見事なコントラストを作り出します。眼病祈願とともに紅葉を眺めて、日ごろの眼の疲れを癒してみては。
■■INFORMATION■■
柳谷観音 楊谷寺
住所:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
電話:075-956-0017
時間:9:00〜17:00(16:30受付終了)
定休日:なし
料金:通常期500円/ウィーク開催時700円(高校生以下無料)/上書院・寺宝庫800円
公式ホームページ
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幻想的なもみじのトンネルを歩く
【向日市】向日神社
見ごろ:11月下旬~12月上旬
竹の径で有名な向日市にある向日神社は、かつて向日山にあった向神社(上ノ社)と火雷神社(下ノ社)が合祀した神社です。
養老2(718)年に神社が創建され、国の重要文化財に指定されている本殿は室町時代に建築されたもの。鳥居から本殿に続く参道には、赤・オレンジ・黄のグラデーションが美しいもみじのトンネルができ、本殿と祖霊社をつなぐ渡廊を赤く染まったもみじが彩ります。
■■INFORMATION■■
向日神社
住所:京都府向日市向日町北山65
電話:075-921-0217
時間:境内自由
料金:無料