ホテルや宿の枠を超えたニュースタイル。長野・浅間温泉「松本十帖」

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2022/11/26

スノッブな本箱とスタイルに合わせて選ぶ2つのホテル

インテリア誌に登場しそうなおしゃれな家のリビングを思わせる「小柳」の客室。image by:松本十帖

「松本十帖」でのステイはまず滞在スタイルに合わせてホテルを選ぶことから始まります。居心地のよさを求めてリノベーションした「小柳」の客室は、シンプルなインテリアで統一されたくつろぎの空間。

昔の旅館の風情を琉球畳で味わうモダンな和室も。image by:松本十帖

ベビー&キッズウエルカムであり、バリアフリーにも対応しているためファミリー層に人気です。ショップ「浅間温泉商店」とベーカリーが入っています。

さりげなく配されたアートが空間のポイント。「松本本箱」の客室。image by:小林繭
ミニマム&シンプルな空間はクリエイティブな気分での仕事場としてもピッタリ!image by:松本十帖

対して、コンクリート打ちっぱなしの壁に都会的なデザインのインテリアがクールな「松本本箱」はパブリックスペースから客室に至るまで完璧なデザイナーズホテル

どこを切り取ってもフォトジェニック!真っ赤な絨毯に気分が高まるブックストア。image by:小林繭

24時間利用可能なブックストアは本屋というよりもL Aあたりのスノッブなクラブラウンジのような雰囲気で、夜通し本漬けに浸りたい人はこちらのホテルを選ぶのがおすすめです。

エントランスを入ると左部分が本箱スペースとなっていて、上下合わせた3フロアに「げんせん本箱」「オトナ本箱」「こども本箱」など5つのゾーンに分かれて約1万冊もの蔵書が並びます。

腰を据えて読書に没頭したい人はこちらのスペースへどうぞ。image by:小林繭

ソファや寝っ転がって読めるようなおこもりスペースが随所に用意され、好きな場所で好きなように本や雑誌を手に取って楽しめる空間となっています。

圧巻の「オトナ本箱」!image by:松本十帖

先に述べたように日帰りでの利用も可能ですが、時間を気にせず過ごせるのは宿泊者の特権。最もフォトジェニックなのが、かつて大浴場だったスペースにあったタイルの湯船をそのまま残した「オトナ本箱」。

浴槽の中でゴロゴロしてみては?image by:小林繭

「オトナ本箱」という名のとおり、色気のある写真集がズラリと並ぶコーナーで、“本に溺れる”というコンセプトも洒落ています。お風呂に寝そべりながらアートな気分を満喫できるとはなんとも気がきいています。


バーカウンターにはアルコールやおつまみが並びます。image by:小林繭

夜にはアルコール類のセルフサービスバーも登場するので、大人の読書タイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

小柳の客室露天風呂。image by:松本十帖
松本本箱の客室露天風呂。image by:松本十帖

ちなみに、どちらのホテルも全室源泉掛け流し露天風呂付き

「小柳之湯」image by:松本十帖

大浴場はありませんが、中庭に江戸時代の湯小屋を再現した「小柳之湯」と呼ばれる半露天風呂があるので、温泉宿の雰囲気も楽しめるようになっています。

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