世界でもっとも天体観測に適したハワイ島「マウナ・ケア火山」への絶景旅
南国の楽園「ハワイ」。たくさんの島々からなるハワイのなかでも、自然を満喫できるのが「ハワイ島」です。このハワイ島は最大の島で、日系人も多く住む縁のある島でもあります。
さらに5つの火山で構成されており、この火山のなかで最高峰なのが「マウナ・ケア山」です。
標高4,205メートルのマウナ・ケア山は、宇宙に一番近い場所ともいわれるほど星空の美しい山!今回は、満天の星空が楽しめるマウナケア火山をご紹介します。
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※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
自然を楽しむなら「ハワイ島」へ
ハワイの火山といえば、2022年11月27日の夜に噴火し、ニュースになっていましたのでご覧になった人も多いのではないでしょうか。噴火した火山は、ハワイ島に5つある火山のひとつ「マウナ・ロア火山」です。
噴火したマウナ・ロア火山は、世界最大の活火山として知られていました。噴火したマウナ・ロア火山の火山活動は同年年12月に停止しており、お隣のマウナ・ケア山への観光は通常通り行われています。
火山の島であるハワイ島は、もちろん火山以外にも美しい自然にあふれた島です。
ハワイ諸島のなかでもっとも大きな島であることから「ビッグアイランド」というニックネームで呼ばれるハワイ島は、買い物やリゾートを楽しむ「オアフ島」とはまた違う魅力がたくさん。
オアフ島がにぎやかなリゾート地なら、ハワイ島は落ち着いた雰囲気で自然を楽しめるよりナチュラルなスポットといったところでしょうか。
美しいビーチはもちろん、火山活動を間近に見られるツアーやパワースポットの渓谷、熱帯雨林を力強く流れる滝などに加え、コーヒー農園の見学などにも出かけられるのがハワイ島です。
そんなアクティブに過ごせるハワイ島のなかでも、絶対に外せないのがマウナ・ケア山での天体観測。
天体観測にもっとも適した場所といわれる理由
ハワイ島でもっとも標高が高いマウナ・ケア山は、世界中でもっとも天体観測に適した場所ともいわれています。
標高は4,205メートルなので、高さだけでいうならもっと高い山はたくさんありますが、美しい星を見るためには単純に高い方が良い、というわけではないのです。
マウナ・ケア山で美しい星空が見られる理由として、以下があげられます。
- 1.晴天の日が多いこと
- 2.空気が乾燥しており風向きが安定していること
- 3.近くに大きな街がなく、人工的な光が少ないこと
- 4.大気中の塵や埃が少なく空気が澄んでいること
マウナ・ケア山は、これら天体観測に適した条件がそろっているため、山頂付近には日本を含む11カ国もの天文台が設置されています。
マウナ・ケア山へはツアー参加がおすすめ!
富士山より高い場所にあるマウナ・ケア山ですが、山頂まで車で行くことができるためファミリーでも安心です。
車で行けるとなると、個人旅行でも行けるのでは?と考えてしまいますが、そこは現地ツアーを利用することを強くおすすめします。
というのも車で行けるといえども場所は高所。高山病の恐れもありますし、かさばる防寒具は自分で用意しなければいけません。4WDの車自体のレンタルはできますが、道が悪くなっているため保険は対象外となっていることが多いです。
ツアーは市街地から数多く出ていますし、防寒具も夕食も移動手段もすべて込み。望遠鏡やレーザーポインターで星空の説明も受けられます。
こう考えるとやはりツアーで参加する方が良いでしょう。料金はまちまちですが、約2万5,000円くらいからが相場。値段以上の絶景に心配することなく出会えるのでおすすめですよ。