日本を震撼させた「オタマジャクシ騒動」、なぜ空から生き物が降ってくる?
石川県では晴れた日に「オタマジャクシ」が…
カエルだけではありません。カエルの成長過程である「オタマジャクシ」が降ってきた例も過去にあります。
しかも、日本で。皆さんご存じの有名新聞がニュースとして取り上げています。こうなってくるといよいよ、空からなぜか生き物が降ってくるという出来事が、フェイクニュースではないと分かってきますよね。
2009(平成21)年、朝日新聞の報道によると、日本の石川県七尾市で空から多数のオタマジャクシが降ってきたそうです。
そもそも石川県とは日本海側にある都道府県で、石川県のなかでも七尾市は、日本海に突き出した能登半島にある自治体です。
その七尾市に突然、オタマジャクシが降ってきたわけです。このオタマジャクシに関してはこれまでの「アニマルレイン」ように、激しい雷雨や竜巻が確認されていません。いわば、晴れた日にオタマジャクシが降ってきたわけです。
竜巻や突風などに巻き上げられて降ってきたのではないなら、このオタマジャクシはどうして空から降ってきたのでしょう。一説には、オタマジャクシを鳥が飲み込んで上空で吐き出したと考えられるそう。
このオタマジャクシの話、石川での一件を皮切りに、静岡・広島・埼玉・長野・宮城・鹿児島・愛知・岩手・福井・秋田などでも確認され、報道が続き、全国で騒ぎになりました。これら一連の報道を「オタマジャクシ騒動」と呼ぶそう。
これから水田に水が張られる季節です。オタマジャクシもたくさん出てきます。皆さんの地域でも、オタマジャクシが空から降ってくる場面を目撃できるかもしれませんね。
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