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「見えない地産地消」反響続々で更なる展開へ、地方ラジオ局に希望も

TRiP EDiTOR編集部
TRiP EDiTOR編集部
2016/02/24

以前ジモココでもご紹介した、茨城県大子町の「見えない地産地消」を覚えていますか? 地元のラジオ放送局「FMだいご」で始まった、町内の「音」と町民の「声」を活かした連続ミステリードラマは、全12編も中盤をむかえ更に気になる展開へ!

高齢化率40%のまちが「見えない価値」で活性化

「見えない地産地消」反響続々で更なる展開へ、地方ラジオ局に希望も
大子町の風景

高齢化率が40%に達し、茨城県内でも最も高齢化が進んでいる久慈郡大子町。様々な課題を抱える大子町では、まちの活性化を目指して住民参加型の連続ミステリードラマ『大子町殺人事件』を企画・制作、NPO法人まちの研究室が運営するラジオ放送局「FMだいご」で1月11日から放送中しています。

茨城県大子町にある袋田の滝で見つかった女性の遺体をめぐる不可思議な事件は、全12話のうち現在第7話まで放送されており、ミステリーは更に謎めいたものになってきました。

「見えない地産地消」反響続々で更なる展開へ、地方ラジオ局に希望も

ドラマでは大子町の名所や旧跡が舞台として登場するだけでなく、ストーリーを進行する2人の刑事役以外は、すべて町民が声優として出演。またBGMには町内の音楽好きが楽器で奏でたメロディーを収録、地元のローカル線・水郡線の汽笛や自動車の発射音まで、実際に町に流れる様々な音を集めて効果音しています。これぞまさに「地産地消」、目に見えない地域の価値を総動員して作り上げた作品となっています。

「見えない地産地消」反響続々で更なる展開へ、地方ラジオ局に希望も

町内からは「知人が出演しているので楽しみ」「毎週欠かさず聴いている」など好評を得ているそう。自分の知っているまちを舞台にしたストーリーが、自分の身近な人で作り上げられるからこそリスナーの親近感もひとしおです。

また町民の一体感だけでなく、「このドラマがきっかけでラジオを聴くようになった」というコメントも。ラジオを聴く習慣が減りつつある中、地元の情報を得るインフラとしての役割を再認識するきっかけになっているのかもしれません。

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