絶対に失敗したくない「飛行機」選び、どうすれば一番お得で快適?
おすすめの機体は?フライト時間によって注意も
飛行機は大型機から小型機まであり、製造が古かったり新しかったりします。
どの機材を使用するかは予約時に「787」「A350」などと表示されるので、あらかじめ分かります。機材変更もよくありますが、おおよその目安になるでしょう。
「ボーイング787」や「エアバスA350」などは最新の飛行機で、フライトも快適です。
一方、「ボーイング777」「ボーイング767」「エアバスA330」などは古く、機内での音がややうるさかったり乾燥したりと、最新機材と比べると快適度にやや欠けることも。
また、格安航空会社(LCC)に多い「エアバスA320」や「ボーイング737」は、飛行機が小さいうえ、機内の通路が1本しかない単通路のため、機内でやや窮屈感を感じるでしょう。
短時間なら問題ありませんが、3時間を超えるフライトでは注意が必要です。
よく乗る人やマイラーは運賃の「予約クラス」を必ずチェック
気をつけておきたいのが、とある便の「エコノミークラス」であっても、全席が同じ運賃ではありません。
それぞれの運賃に「ブッキングクラス(予約クラス)」があります。通常、アルファベットで「Y」「H」「S」「Q」などと表示され、それぞれ識別されるのがブッキングクラスです。
そのため同じエコノミークラスの座席でも、予約クラスが違うと、運賃の金額が異なります。
予約クラスが高いと、マイルが多く貯まるのに加え、チェックイン時に預けられる手荷物が優遇されたり、事前座席指定が無料だったりすることも。
一方、予約クラスが低いとマイルが貯まらなかったりゼロだったりします。旅行会社のツアーなども予約クラスが低いパターンです。なお、機内でのサービスや機内食などでの差はありません。
飛行機によく乗る人は、日頃からマイルを貯めています。それ以上に重要なのが、マイルとともに貯まる「搭乗ポイント」です。
ANAだと「プレミアムポイント」、JALだと「FLYONポイント」がそれに該当します。
年間を通じての搭乗実績に応じ、次年度の上級会員としての特典が受けられるかが決まります。そのため、予約クラスもしっかりチェックし、分からなければ航空会社に確認する場合もあるので、マイルを貯めている人は見逃せないポイントです。
「座席指定なし」なら出発前オンラインチェックイン時によーいドン!
機内で何時間も過ごすようなフライトだと、悪い座席に当たってしまうと、非常にストレスがたまります。
事前座席指定で、出発日までまだ日がある場合、お金を支払ってまで指定する人も多いため、一見、空いているようにも見えます。
しかし、例えば、出発48時間前などのオンラインチェックイン時、搭乗予定の全員が無料で指定できるため、そのあとにあっという間に座席が埋まり、気づいたら3席の真ん中しか空いていなかったという事態にもなりかねません。
両隣に知らない人が座っているフライトが何時間も続くのは、苦痛でしかない人もいるでしょう。
移動時間が、旅の疲れにも影響します。できる限り、快適なフライトにするため、今回ご紹介した主なポイントをぜひ活用してみてください。
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