6月のユウウツをふっとばせ。癒しの絶景「緑の世界」を探す旅
2020年では、祝日がない月が6、10、12月。なかでも6月はジメジメとした梅雨の時期でもあるので、なんとなく落ち込んだり、ぼんやりすることが増えますね。特に現在は新型コロナウイルスの感染拡大により、お出かけを自粛しているかたも多いのではないでしょうか。
今回はそんなユウウツな気分を、写真を見ているだけでふっとばせるような癒しの「緑の絶景」をご紹介。
あわせて絶景の見ごろ、周辺のおすすめお散歩・ドライブコースも一緒にご紹介します。いまお出かけができないからこそ、次の旅の予定候補に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
樽前ガロー/北海道
見ごろ:6月
まずご紹介するのは、北海道苫小牧にある小さな渓谷「樽前ガロー」です。こちらは深緑の時期になると小川と岩に生えた苔(こけ)の神秘的な景色が特徴的。
写真撮影スポットとしても人気を博しており、特に6月は日差しが川底まで届くため美しい景観を楽しめます。
また、夏だけでなく秋には紅葉色、冬は雪の白色に色づいた世界を堪能できます。ただし、周囲の山林は野生動物の生息地でもあるので、ヒグマの活動が活発になる朝方と夕方の入林は控えてくださいね。
おすすめ散歩・ドライブコース
樽前ガロー〜錦大沼公園〜アイヌ民族博物館〜ポロト湖
来運神社/北海道
見ごろ:6月
北海道東部の斜里町には、福を授かれるとウワサの神社があります。その名も運が来ると書いて「来運(らいうん)神社」です。
境内には水神様が祀られている湧水地があり、こちらには水汲み場も設置されていて持ち帰ることもできます。さらにその水を飲むと運気が上がるのだとか。
水汲み場から少し丘を登ると本堂と絵馬掛所があるので、絵馬に願いを書いてみてはいかがでしょう。ちなみに絵馬は道の駅「しゃり」で購入可能なので、事前に手に入れておくことをおすすめします。
おすすめ散歩・ドライブルート
道の駅「しゃり」〜来運神社〜宇宙展望台〜いっぽんの道
奥入瀬渓流/青森県
見ごろ:6月
「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」は、青森県の天然記念物に指定されている渓流です。
流れが速い場所、遅い場所、自然の神秘を感じられる場所、力強さが感じられる場所など、ところどころで違った景観を楽しめるのも魅力のひとつ。
また、カモシカやトウホクサンショウウオなど珍しい動物も生息しています。美しい景色に癒されながら珍しい動物たちに出会えたらラッキーですね。
おすすめ散歩・ドライブルート
奥入瀬渓流をたっぷり散策〜十和田湖~十和田湖温泉郷
星峠の棚田/新潟県
見ごろ:5月〜6月、9月
日本全国に棚田はありますが、なかでも新潟県の「星峠の棚田」は絶景スポットとして有名です。
何段にも積み重なり広がる棚田は壮観で、これぞ日本の原風景だと思わせてくれるでしょう。
夏になると田んぼに水が張られて、昼には木々の緑、夜には星が映し出され、より一層魅了を増します。
また、秋には紅葉、冬には雪で覆われ、普段とは一味違う棚田を楽しめます。ただし「星峠の棚田」は観光用地ではないので、マナーを守った上で訪れてくださいね。
おすすめ散歩・ドライブルート
道の駅「まつだいふるさと会館」〜星峠の棚田〜美人林〜松之山温泉