塚口、江坂…賃貸ならどこ狙う?近畿圏版「住みたい街」ランキング
通勤・通学やお出かけのことを考えると、どうせ住むなら交通の便が良いことは大切なポイントです。また、重要なのは治安の良さ。一人暮らしでも家族がいても、やっぱり治安が良くて住みやすい街に住みたいのは変わりません。
そして、やっぱり大切なのは家賃です。際限なく出せる…なんて方以外なら、できるだけ良い条件かつ家賃が安ければ申し分ありません。
この度、不動産・住宅情報サイトを運営する「LIFULL」が、「2019年 近畿圏版LIFULL HOME’S住みたい街ランキング」を発表しました。
今回はこのランキングのなかから、TOP10の「近畿エリアで借りて住みたい街」を家賃相場と一緒にご紹介いたします。
※本記事は現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。
第10位 上新庄/大阪府東淀川区
家賃相場:平均4.21万円
ランキング第10位は、大阪府東淀川区の「上新庄」です。正確にいうと、大阪市の東淀川区にある阪急電鉄京都本線の上新庄駅を中心とした上新庄町のことをさします。
この駅は東淀川区の中心の駅であり、つまり上新庄町も東淀川区の中心の街ということ。大阪市のベットタウンとなっており、さらに駅の周辺には大阪経済大学 大隅キャンパスをはじめとする数多くの大学があります。
このため、通勤、通学の利便性が良く、また、小・中・高といった学区や病院も多い住宅地です。とにかく学生の街なので、活気があるところが人気のようですね。家賃の相場も平均4.21万円と非常に安いのも魅力です。
第9位 塚口/兵庫県尼崎市
家賃相場:平均4.89万円
第9位の兵庫県尼崎市「塚口」は、兵庫県尼崎市塚口本町1丁目にあるJR西日本と阪急神戸本線の2つの塚口駅周辺のことをさします。
この2つ駅の周辺は、かつては小さな工場があるだけのさびれた町でした。ところが、1980年以降に工場跡にマンションが建ちだし、瞬く間に住宅地として再開発されました。
いまでは駅ビル「ビエラ塚口」などのショッピング施設も整備され、近畿圏でも有数の人気住宅地となっています。
2018年の調査までは上位に入っていませんでしたが、今年度にいきなり9位と大躍進しています。家賃の相場は、平均4.89万円です。
第8位 中津/大阪市北区
家賃相場:平均6.23万円
第8位にランクインした「中津」は、大阪市北区の大阪市高速電気軌道と阪急宝塚本線・神戸本線の2つの「中津駅」周辺の中津町のことです。中津町は淀川にそって、1丁目から7丁目まであります
この町の最大の特徴は大阪の中心地、梅田に近いことです。このためエリア内にはマンションが立ち並び、オフィス街でありながらも住宅地でもあるという不思議な立ち位置にあります。
スーパーなどの買いもの施設や病院なども充実しており、家賃の相場は平均6.23万円と少し高くなっています。
第7位 武庫之荘/兵庫県尼崎市
家賃相場:平均で4.94万円
第7位には、兵庫県尼崎市の「武庫之荘(むこのそうえき)」がランクインしました。阪急電鉄神戸本線の「武庫之荘駅」周辺のことをさします。尼崎市の北西部に位置し、かつては「武庫村」という村であった地域です。
現在は大坂や神戸といった都市圏への交通の便もよく、人気のエリアとなっています。そのうえ物価も安く、家賃の相場は平均で4.94万円とお手ごろです。