庶民には遠い夢?水を飲む、月を見る…「宇宙旅行」でしたいこと

Array
2019/05/21

4月12日に制定されていた「世界宇宙飛行の日」。昨今では宇宙飛行士たちだけではなく、各国の大富豪や社長たちが「宇宙行き」を宣言するなど、宇宙旅行がますます身近なものとなってきています。

そんな中、株式会社NEXERがユーザーの1m451人に向け「宇宙旅行についてのアンケート」を実施。一般の方々が「宇宙旅行」を実際に体験するとしたらどのように感じているのか、リアルな声をご紹介します。

「宇宙旅行」ロマンを感じる人がいる一方、過半数は「したくない」

「もし宇宙旅行に行けるとしたら?」という質問では、「どちらかといえばしたくない」も含めると、56.7%の人が「したくない」と回答する結果に。

映画などで臨場感たっぷりに描かれる、危険と隣り合わせの宇宙の光景をすぐに思い浮かべる人も、多いのかもしれません。

死の危険があるから(44歳 女性)」「飛行機でも怖いのに宇宙旅行はもっと怖そうだから(56歳 男性)」「怖い。閉所・暗所・高所恐怖症(33歳 女性)」と、恐怖に対しての感情が圧倒的に。

こちらも、体験したことは無くても思い浮かべることができるのは、映画やドラマといった映像作品の影響が大きそうですね。

ほかにも「無重力に体が対応できない(66歳 女性)」という現実的な感覚から、「宇宙より地球をもっと知るべき(70歳 男性)」という冷静な意見も寄せられました。

さらに「お金がかかりそう(25歳 男性)」という意見もあり、専門の宇宙飛行士ではなく、民間の方が挑戦できる時代になったとはいえ、大いにお金を使える立場の方がほとんどということもあり、まだ手の届かない体験だといえそうです。

image by:ANON MUENPROM/Shutterstock.com

一方で、宇宙旅行を「したい」と回答した43.3%の方に「どのような宇宙旅行をしたい?」と質問をすると、「月に行ってみたい(41歳 男性)」「無重力を体験してみたい 丸くなった水を飲んでみたい(37歳 女性)」など、好奇心から来る動機が多くを占めました。


「見たことのない世界を体験してみたい」という好奇心や感情は、人間の尽きない感覚といえます。「世界宇宙の日」も、1961年4月12日に世界初の人を乗せた人工衛星「ヴォストーク1号」が打ち上げられた記念日です。

人類として初めて宇宙に行ったユーリ・ガガーリンの「地球は青かった」は、誰もが知る名言として残っていますよね。

image by:sdecoret/Shutterstock.com

地球の青さを自分自身の肉眼で見てみたい、という気持ちを持つ方は多く、アンケートでも「宇宙から地球を見る(50歳 男性)」という声もありました。

また「木星探索(51歳 男性)」と具体的な内容を挙げた方もおり、「別の惑星を訪問する」という感覚も通常のものとなってきているようです。

現代の技術では地球の外側を少しだけ飛行するという状態ですが、SFの世界のような惑星間や別の惑星系、さらに遠くの銀河へ旅行するということも、そう遠くない未来には可能になるのかもしれません。

宇宙に興味があったり、ロマンを感じたりする人にとっては、気軽に宇宙旅行に行ける時代の到来が待ちきれないといえますね。

  • source:ValuePress!
  • image by:Gorodenkoff/Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
いま読まれてます

美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

Instagram

エアトリインターナショナル コスパが高いLCC「ジェットスター」直行便でラクラク!ケアンズで大自然の癒やしを満喫しませんか?
庶民には遠い夢?水を飲む、月を見る…「宇宙旅行」でしたいこと
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます