あぶねーよ、ポケモンGO。通学路の「飛び出し坊や」が全国で大変化

TRiP EDiTOR編集部
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2016/08/10

スマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」が日本でも大ブームですが、歩きながら、あるいは運転しながらゲームをする人が頻発しており、事故も多発しています。そんなこともあり、各地では注意を促す「飛び出し注意」の表示をみかける事態にまで発展。

そもそも、「飛び出し注意」の看板と言えば、交通事故を防ぐために設置された「飛び出し坊や」を思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。今回は飛び出し坊やの歴史や発祥地、そして全国各地の飛び出し坊や情報をディープにお伝えしたいと思います。

呼称も種類もいろいろ!発祥は滋賀県「飛び出し坊や」

「飛び出し坊や」(とびだしぼうや)とは、そもそもどのような意図で作られたのでしょうか。

Wikipediaによると、「児童が道路に飛び出して自動車などと接触する事故を防止する目的で、ドライバーへの注意喚起のために、通学路などに設置されている看板」のことを指し、昭和30年頃から登場したと言われています。

その発祥地は滋賀県八日市市。生みの親は、看板製作業「久田工芸」を営む久田泰平さんです。子どもが道路を飛び出さないよう事故を防ぐために看板作成の依頼を旧八日市市の社会福祉協議会から受けたのが始まりだったと言われています。40年前に誕生した男の子のキャラクターは「とび太くん」という命名され、現在も滋賀県に愛され続けています。しかも滋賀県内の設置数は日本一と言われています。

発祥の滋賀県

豊郷町

立体的なとび太くんが!

数メートルごとに飛び出し君が!

「とび太くん」のグッズも続々、登場しています。


そして、この「とび太くん」、近年に海外進出も果たしようたです。 インド、ドバイ、モロッコなどでも設置されているそう。

モロッコ人にも愛される!?

飛び出し坊や、世界進出も果たしましたね!

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