韓国人が最多、花見目当てで3月の訪日外国人は過去最高に
ところでフィリピン、スペインはなぜ急に伸びた?
続いては、タイなどの「東南アジア+インド」が13.0%、「欧米豪」が13.6%と同程度となっています。特に注目したいのは、前年比が50%以上も増加しているスペインとフィリピンです。スペインは、前年同月比が83.9%増加(11,500 人)するなど脅威の伸び率を記録しています。またフィリピンも前年同月比60.9%増加(56,100 人)しており、こちらも高い伸び率を示しています。
その理由ですが、JNTOによると、通常4月にあるイースター休暇が、今年は3 月末からとなったことが大きな理由だということです。また、スペインは航空会社との共同広告や旅行博への出展など、フィリピンはマニラ発の訪日クルーズの運航およびジェットスター・アジア航空のクラーク-関西線の新規就航が増加の一因とされています。
この他のほとんどの国で、伸び率が10~20%増加しており、これまでの3月で過去最高を更新しています。今後も全体として、外国人旅客数は増加していくと予想されます。
こりゃ行きたくなる。訪日キャンペーンの地道な展開
このようにJNTOでは、それぞれの国にむけて、SNSプロモーションや共同広告、動画配信など、継続的な訪日旅行プロモーションをきめ細かく展開しています。下記はJNTOの公式チャンネルのプロモーション動画の一例です。この動画を見たら、自然豊かで様々なアクティビティができる日本に、行ってみたくなりますよね。
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