年末年始の出入国ピークも。2019年ヒットする「海外旅行先」予測TOP5
海外旅行の最大繁忙シーズンといっても過言ではない、年末年始がいよいよやってきます。2018年の予約状況は一体どのようになっているのか、さらにに2019年にヒットが予想される旅行先について、株式会社エイチ・アイ・エスの調査から探ってみましょう。
年末年始の予約状況は?
年末年始の旅行計画を立て、早割などを駆使してすでに予定を決めている方も多いと思われる11月時点の調査によると、出国者数は2017年を上回るペースを記録し、4年連続で前年超えとなる予想です。
またH.I.S.の年末年始予約では、ハワイが7年連続の人気1位を記録。2位以下には韓国や台湾などのアジア、グアムやセブ島、バリ島などのリゾートが多くランクインしました。特に、昨年アグン山が噴火してしまった影響から順位を落としていたバリ島が、自由旅行・パッケージツアー共に例年並に復活しています。暖かいリゾート地でのカウントダウンも最高ですよね。
なお、出国は年内のうちに済ませる方が多く、ピークは2018年12月29日(土)、帰国ピークは2019年1月3日(木)となっています。
2019年の旅行先・ヒット予測ベスト5を発表
2019年は天皇陛下の譲位に伴い、ゴールデンウィークが10連休となることが検討されており、実施された場合は過去最長の連休になります。そのためか、すでに旅行予約は前年に比べて約3倍にもなっているとのこと。
アメリカ・オセアニア方面への予約は約4倍、ヨーロッパ方面への予約は約5倍と、長距離路線は特に高い伸びに。そんななか、2019年の旅行先として人気を集めている国はどこなのか、ベスト5を見てみましょう。
第5位 トルコ
自然や歴史が創り上げた世界遺産の数々に出会える国「トルコ」が5位に登場しました。治安悪化で落ち込んでしまっていたものの、改善が進んだことで観光客も順調に回復しています。
東洋と西洋の文化が交差するイスタンブール、キノコ岩などの奇岩が立ち並ぶカッパドキアなど見どころが多く、イスタンブール空港も新装されたりと、世界的にも人気上昇中です。
第4位 マルタ
マルタ島とゴゾ島を中心に小さな島々からなる群島の「マルタ」。英語が公用語のひとつであり、ヨーロッパの国のなかでも治安が非常に良いため、留学先として選ばれる方も増えてきている国です。
猫が人口の倍近くいると言われ、猫が好きな方にもオススメ。島自体は小さく、5、6日間で巡ることができるコンパクトさも人気のポイントです。