初めての人にもおすすめな「タイ」は安くて美味しくて、カオスさがクセになる微笑みの国

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2024/08/05

青い海に充実したマリンアクティビティ、人懐っこい現地の人々やスパイスのきいたタイ料理、数々の仏教寺院など魅力を上げればきりがない東南アジアの国「タイ」。日本からのアクセスも非常によく、私たち日本人にとって訪れやすい国でもあります。

初めて「タイに行ってみよう!」と決めたなら、まずはその国について知っておきましょう。知れば知るほど魅力的で、今すぐにでも出かけたくなるタイについて海外旅行のプロがご紹介します。

まずは基本中の基本「タイ」ってどんな国?

「スワンナプーム国際空港」image by:i viewfinder/Shutterstock.com

タイの正式名称は「タイ王国」。ミャンマー、ラオス、カンボジア、そしてマレーシアと国境を接しており海に突き出した国土を持っています。首都はバンコク、人口は6,900万人で国民の90パーセント以上が仏教徒。使われている言葉はタイ語で、通貨はタイバーツです。

タイはとても歴史の深い国で今の形になるまでに5つの王朝が繁栄し、そして衰退してきました。タイは多民族国家であり、国内でも地方によって文化が異なっています。最近ではタイの少数民族を尋ねるツアーなども数多く開催されています。

日本からタイに行くには?主な空港は2つ!

日本からタイへのフライト時間は大体およそ6時間ほどです。直行便は首都バンコクの「スワンナプーム国際空港」と、同じくバンコクの「ドンムアン空港」に到着します。

LCCを使ってお得にタイを訪れる場合はドンムアン空港に到着する場合が多いでしょう。LCCなので座席も狭めですし快適な空の旅とは行きませんが、なんだかそこもカオスな東南アジアっぽく感じられるので許せてしまいますよ。

日本との時差はたったの2時間。日本のほうが2時間進んでいます。時差ボケもなく、着いた当日から元気に観光できます。

英語が通じるかはマチマチ

観光業が盛んなタイですが、英語が通じるかは場所によってマチマチ。ホテルはおおむね英語で大丈夫ですし、ランクの高いホテルになれば日本語OKのスタッフがいる場合もあります。

しかし寺院や市場などの観光地は全く通じない場合もありますし、街中で道を聞きたい時には英語を話せる人を探すのも大変。挨拶や、「お手洗いはどこですか?」などの簡単なタイ語を覚えて行くと良いでしょう。


最初から「excuse me」と英語で話しかけると「あ、ごめん」といわれてしまうことも。人懐っこいタイの人々ですから、最初の挨拶は英語ではなくタイ語でするといいかもしれませんね。

タイの生活には宗教が根付いている

街を歩いていても人々が寺院に手を合わせている、そんな光景を目にすることが日常です。日本国内にも神社仏閣があちこちにありますが、タイの人々は生活に宗教が完全に根付いており、僧侶は尊敬を集める存在です。

タイに入国すればすぐにオレンジ色の服を着た僧侶に出会うことでしょう。この僧侶は厳しい戒律のなかで生活を送っている人々です。私たち日本人からすると珍しく、写真を撮ってしまったりしますが人によってはとても失礼だと感じることもあります。

また女性と触れ合ってはいけないという決まりがあるので、乗り物や街中など混雑している場所で出会った場合は、こちらも少し配慮をして距離を取る必要があります。

タイの街中には国王の写真がいっぱい!

ラーマ9世(プミポン国王)image by:gudjan/Shutterstock.com

タイで国王の力はとても強く、現在も不敬罪を残す数少ない国です。タイを訪れたならまずはタイの国王に敬意を払う振る舞いをしなければなりません。ラーマ9世(プミポン国王)はとても尊敬を集めていましたが、2016年に死去。その後、息子のラーマ10世(ワチラロンコン国王)が即位しました。

レストランやホテル、駅など観光客の私たちがよく利用する場所にもタイ国王の写真が飾られており、タイの人々は生まれてからずっと国王を身近に感じながら生活を送っています。

朝8時と夕方6時には国歌が流れ、タイの人々は何をしていても直立の姿勢を取ります。なんと国歌が聞こえているにも関わらず直立の姿勢を取っていないと逮捕されることもあるのだとか。

外国人が不敬罪で逮捕されることはありませんが、その国に暮らす人々の文化を尊重し一緒に立ち上がると良いでしょう。

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