時空を越えたひとときを。東京で訪れるべき美しい「美術館」10選
東京国立近代美術館/千代田区
近代美術をいつでも見られる展示施設が必要という声にこたえて、1952(昭和27)年に開館。1969(昭和44)年に現在の北の丸公園に移転しました。
展示スペースはトータルで約4,500平方メートル、コレクションは1万3,000点以上。ジャンルは絵画から写真や映像まで多岐にわたります。
近くにある工芸館も必見。赤レンガの建物は、1910(明治43)年に建てられた近衛師団司令部。重要文化財に指定されています。
三菱一号館美術館/千代田区
1894(明治27)年に三菱が建設し赤レンガの事務所「三菱一号館」を復元し、2010年に美術館として開館しました。
建物の年代と合わせて19世紀末の西洋美術を所蔵し、展示しています。ミュージアムカフェにも復元建物を活用したり、三菱一号館の歴史資料室を設けたりなど、歴史を踏まえた上で、今後の都市生活の中心となることを目指している美術館です。
山種美術館/渋谷区
山種証券(現SMBC日興証券)創業者の山崎種二が掲げた「美術を通じた社会貢献」の理念のもと1966年に開館した、全国初の日本画専門美術館です。明治から現在までの日本画など約1,800点を収蔵しています。
太田記念美術館/渋谷区
実業家の太田清蔵(5代目)が収集したものを中心として、約1万4,000点の浮世絵を所蔵する美術館。東洲斎写楽や葛飾北斎など著名な浮世絵師の作品を中心に、浮世絵の歴史をたどることができます。
肉筆画と版画という、異なる形の浮世絵の両方が見られるのが魅力。テーマを明確に出した展覧会をコンスタントに行っていますので、それを見て浮世絵ツウになられてはいかが?
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