8/15は「ドッコイセこども大会」。福知山の夜空に舞うスカイランタン

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2019/08/13

福知山スカイランタンの仕掛け人

アイデアマン・奥田さん!

今回、「スカイランタンやろう!」と言い出した立役者が、こちらの奥田友昭さん。福知山商工会議所青年部のメンバーで、ドッコイセこども大会実行委員長をされています。

アイデアマンの奥田さんを中心に、頼もしい参謀達と共に力を合わせ、実現するスピード感と遂行力はお見事!奥田さんが「スカイランタンやろう!」と言い出してから、およそ3か月で形にしているというから驚きです。

青年部メンバーの見事なチームワーク

もちろん皆さん本業があります。奥田さんは広告制作やメディア編集の会社を経営、足立さん(写真左)は飲食店経営、小松さん(写真右)はこの春初当選した福知山市議会議員。

その他の青年部の皆さんも、本業があるものの「どっちが本業かわからん。ここ数ヶ月毎日一緒におる。毎日ランタンのことばっかり考えてる(笑)」と口を揃えます。

福知山を盛り上げよう!と同じ想いを持つ、青年部メンバーの仲の良さはバツグン。その仲の良さは有名で、「青年部に入りたいから商売やる!」という意欲ある若者も多いんだとか。

奥田さんが起業相談にも乗り、実際起業に至るケースもあるそう。青年部の風通しの良さ、チームワークの良さがうかがえます。

通りすがりのお婆ちゃんとも仲良しに♪

インタビュー中に通りかかったお散歩中のお婆ちゃん二人組に「お婆ちゃんたちも座る?どうぞ入って入って」と、声をかける奥田さん。

「ええの?ありがとう」と座るやいなや、「お婆ちゃんいくつ?ドッコイセ祭り知ってる?昔から知ってる?」とインタビューし始めます(笑)。

戦争を体験しているお婆ちゃんたちから当時のお祭りの様子などを教えてもらい、ドッコイセ祭りの歴史を実感すると同時に、奥田さんの「老いも若きも巻き込む、人を巻き込む力」を目の当たりにしました。


奥田さんの一言から始まったスカイランタン企画。ここに至るまでの様々な失敗断や苦労話を聞かせてもらいましたが、ただ、それを語る皆さんの表情が常に笑顔。

「毎年いろんな企画をやって、準備とか色々大変なんですけど、祭り当日の子どもたちや参加者の喜ぶ顔を見ると、こっちまで笑顔になりますし、本当に楽しいんですよね。みんなの笑顔が見たいからやってるんやと思います」

花火大会での事故、度重なる水害…と悲しい事態に見舞われた福知山。「福知山の人たちが明るくなるように!」「皆に喜んでもらうために!」「ネガティブなイメージを払拭するために!」…そんな想いのもと、花火に代わって「スカイランタン」が福知山の夜空を彩ります。

「ドッコイセこども大会」に込める想い

奥田さん達はこう言います。

「ドッコイセ踊りの『ドッコイセ〜』という掛け声。これは、400年前に光秀が福知山城を築城する際や堤防を築く際に使われていた掛け声なんだそうです。当時の技術からして人力での作業であったことは間違い無く、とても辛い作業だったと推察されます。それを、福知山の人々は『どっこいしょ。どっこいしょ』と掛け声をかけて楽しみながら作業をしたそうです。のちに『どっこいしょ』が変化して『ドッコイセ』となったとか。ドッコイセ踊りは、当時の、楽しみながら作業をしている姿を反映していると言われています。

辛いことでも、家族や仲間と協力して楽しみながら乗り越えていく。現代においても水害や、度重なる人災にもめげずに諦めずに頑張る。『ドッコイセ』は、時代を超えて受け継がれる、福知山にとって、とても大切な言葉それを子供達に伝えたいっていうのが、スカイランタン、そして『ドッコイセこども大会』をやる本当の意味かもしれません。」

「スカイランタン」が福知山の夏の風物詩となるように、クラウドファンディングも実施。見事、目標額150パーセント達成!!あとは当日のお天気&お祭りの成功を願うばかり。福知山の空よ天気になぁれ〜!!! スカイランタンよ、みんなの想いを乗せて美しく舞い上がれ〜!!!

 

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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