デカいは、ロマンだ。タイの超巨大魚・メコンオオナマズ挑戦レポ

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2020/01/31

メコンオオナマズ釣りに使用するタックルは?

メコンオオナマズの釣り方は、コイの吸い込み巨大版です。基本のセッティングはすべてガイドさんがやってくれます。餌はパンに水を混ぜこねて丸めるだけですが、仕掛けの硬さや棚(魚が遊泳している水深)にコツがあるみたいで、最初は何度か棚を合わせたり仕掛けを変えたりと試行錯誤していました。

image by:鳥山釣太郎

このオレンジのバケツの下にある、大きな黄色いバケツまで餌がたっぷり入ってます。レンタルタックルは、とにかくごついロッドとリールです。

釣れるポイントは一体どこ?

釣り堀といってもこの広さ!image by:鳥山釣太郎

今回の料金は、桟橋での釣りが対象です。ランクごとに違いますが、1,000〜7,000バーツを支払えばベッドやトイレ・クーラーなどがついたバンガローを借りることも可能です。

休日は混み合うそうですが、この日は平日のためか桟橋も空いており、ガイドさんがど真ん中に陣取ってくれました。池の手前真ん中あたりまで投げないと、大きいサイズは釣れないようです。

釣れたらガイドさんがロッドを渡してくれます。我々はメコンオオナマズとの戦いに集中し、エンジョイすればいいだけ。今回のガイドさんは観光客慣れしているようで、自分で投げたりしたい場合も、英語やタイ語ができなくてもジェスチャーで通じました。

ちなみに、自分に合わないなと感じたガイドさんの場合は、変更可能です。受付で「チェンジガイドプリーズ」で大丈夫。

開始から30分で1匹目のメコンオオナマズが!

時間帯がよく、そこら中にボコボコといることは魚影から確認できますが、なかなか釣れない…!ガイドさんがいうには「手前はスモールサイズ。ビッグサイズ、トライ」とのこと。

30分ぐらい過ぎたあたりで、どうにかヒット。ラインがどんどん出されていきます。ファイトから5分ほどで釣れたメコンオオナマズはミドルサイズで100cm、25kgぐらいといわれました。

image by:鳥山釣太郎

これで普通サイズ…日本の釣り堀では絶対に味わうことができないサイズですね!なお、ガイドさんのフォローがしっかりあるので、女性や子どもなど重量が気になる方でも釣り上げることができますよ。


image by:鳥山釣太郎

前述の通り、釣果は4時間で6匹。時間はあまっていましたが、強烈なファイトに腕も腰も疲れてしまい、餌もほとんど使ったので終了しました。餌はだいたい4、5時間で使い切りそうです。

image by:鳥山釣太郎

この日釣れた最大のサイズは140cm。個人的には大喜びでしたが、ガイドさんがいうには「ちょっと細身だね」とのこと。どうですか?この釣り堀のポテンシャルの高さ。

image by:Shutterstock.com

なお、同施設はメコンオオナマズ以外に、まれに「パーカーホ」という巨大なコイも釣れるそうです。こちらも巨体の引きを味わうことができるので、釣れた方はラッキーだそう。


釣りを楽しんだ後は、ランチで休憩

image by:鳥山釣太郎

同施設はお菓子や飲み物を売っている売店とレストランもあるので、食事には困りません。この日は午前11時ごろからレストランが稼働していました。残念ながら朝食は期待しないほうがよさそうですね。メニュー表には英語が記載されており、なんとなくどんな料理かはわかります。

image by:鳥山釣太郎

今回は運転手付きで訪れているので、ビールも飲めますね。暑いタイでは飲みやすいチャーンビールは外せません。

移動はやっぱり、運転手付きレンタカーがおすすめ

今回、ホテルからニューブンサムランまで、運転手付きレンタカーを手配しました。今回利用したレンタカーはこちらです。問い合わせの窓口が日本人なので、やり取りもスムーズに済みました。

8時間のフリープランですが、安い車なら1,600バーツ+距離加算で往復2,500バーツほど。問い合わせをすれば、ホテルからの目安の金額を教えてくれます。バンコク市内からだと渋滞がひどいので、片道1時間半は必要。釣り自体は4時間ほどと見込んだようがよさそうです。

なお、今回は朝7時30分ホテル迎えでお願いしたのですが、運転手の移動時間も必要なのでと朝6時30分から請求されました。事前に確認したほうがよさそうですね。

釣りをしている間、運転手さんはニューブンサムランで待っていてくれました。別の場所で時間をつぶす運転手さんもいるようですが、その際は携帯へ電話をすればOK。

特にこちらから話かけなければ移動中の会話も発生しなかったので、英語もタイ語も話せない筆者でも気を使わず移動できました。道を間違えられても、その時はひとこと「マイペンライ!(大丈夫!)」で!

かなりの大物を気軽に釣ることができるニューブンサムラン・フィッシングパークは、釣り好きにとっては最高の釣り堀といえるのではないでしょうか。

もし釣りに興味がなくても、半日ほど予定が決まっていなかったり、日本では味わえない体験がしたい方にも、同施設での釣りはおすすめです。タイ旅行の際は、ぜひ一度は訪れみてはいかがでしょうか。筆者も最初は不安でしたが、想像より簡単に行くことができ、楽しく釣ることができました。

  • ニューブンサムラン・フィッシングパーク(New Bungsamran fishing park)
  • Unnamed Road, Ban’namupuryao Sala Daeng, Bang Nam Priao District, Chachoengsao 24000 Thailand
  • 09:00~21:00、21:00~09:00(24時間営業)
  • 公式サイト

参考

Mekong giant catfish approved as all-tackle world record

  • image by:Shutterstock.com(イメージです)
  • ※記事内の日本円はすべて2019年11月時点のレート計算です。
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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東京湾・相模湾を活動の中心として、アジやシーバスのほかタチウオやマダイなど魚種を問わず、主に海釣りを楽しんでいます。電車釣行がメインのためパックロッドを中心にタックルをそろえています。釣りの楽しみを少しでも日本中に広めたい!

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