旅も人生も、もっと楽しく編集できる。

師走が魅せる、京都の街並み。古都で歴史ある「冬の風物詩」を学ぶ

事始(ことはじ)め

image by:WildSnap / Shutterstock.com

12月13日に芸舞妓さんたちが「おことうさんどすー」といいながら、あいさつ回りをする習慣があります。

彼女たちが日ごろからお世話になっているお茶屋さんや、お稽古ごとの師匠のところなどに挨拶にいくのです。特にお世話になっているところには、事前に鏡餅をお届けします。

五花街のひとつ祇園甲部では芸舞妓さんたちは舞踊、井上流の師匠・井上八千代宅を訪問。彼女たちは師匠に「今年もお世話さんになりました。来年もおたのもうします」と挨拶をします。

image by:Vincent JIANG / Shutterstock.com

井上八千代師匠からは「おきばりやしたね。来年もおきばりやす」という言葉をかけてもらい、舞扇が手渡されます。花街ではこの日から正月の準備に入り、新年モードに入っていきます。

ちなみに「おことうさん」は「お事多さん」が由来で、「お忙しいことですね」という意味です。大晦日の夜にも「おことうさん」という挨拶を使います。「お忙しいことですね。今年も一年お疲れさまでした」という意味合いになります。

いま読まれてます
師走が魅せる、京都の街並み。古都で歴史ある「冬の風物詩」を学ぶ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます