素晴らしき芸術作品。旅好きが選んだ全国の「美術館」ランキング

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2020/01/08

休日や仕事帰りのお出かけ先にぴったりの美術館。展示されている芸術作品は、多くの人を魅了し、見ているだけでリフレッシュになりますよね。

この度、口コミとランキングで見つかる旅のプラットフォームであるトリップアドバイザーが、「日本の美術館・博物館ランキング2019」を発表。

今回は、そのなかから美術館に注目して、全国の特に口コミ評価の高かったスポットをランキング形式でご紹介します。

第10位 根津美術館/東京都港区(昨年3位)

第10位に選ばれたのは、東京都港区にある「根津美術館」でした。こちらは実業家の初代根津嘉一郎(ねづ かいちろう)氏が収集した日本と東洋の古美術品コレクションをもとにして、1940(昭和15)年に開館。

所蔵品数は、約7,420件(2016年3月時点)です。根津嘉一郎が茶人だったため、茶道具に逸品が多く、「青井戸茶碗 銘 柴田」「雨漏茶碗」「鼠志野茶碗 銘 山の端」などは重要文化財に指定されています。

第9位 ミホ ミュージアム/滋賀県甲賀市(昨年14位)

滋賀県の「ミホ ミュージアム」が第9位にランクイン。こちらは小山美秀子(こやまみほこ)氏が、1997年に設立した美術館です。収蔵件数は約3,000件、範囲は日本から古代オリエントにわたっています。

日本のものでは「持国天立像」などの仏像、古代オリエントのものでは「隼頭髪坐像」などの神像を展示。

また中国系アメリカ人建築家のI.M.ペイが設計した美術館の建物は、三角形のフレームの組み合わせとガラスを多用したことにより、構造美を遺憾なく発揮しています。

第8位 大原美術館/岡山県倉敷市(昨年16位)

実業家の大原孫三郎(おおはら まごさぶろう)氏が、1930(昭和5)年に設立した「大原美術館」が第8位にランクインしました。


同美術館は西洋美術中心の美術館で、本館、分館、工芸・東洋館、それに大原家の別邸だった有隣荘の4館があります。

本館は企画展中心の展示で、2019年は12月27日まで若手洋画家の黒宮菜菜氏の作品を展示されていました。工芸・東洋館は、河井寛次郎の陶芸や棟方志功の木版画など、東洋の美術品を展示しています。

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