都内で避暑も。アフターコロナで行きたい、全国のおすすめ「渓谷」
鳴子峡/宮城県大崎市
宮城県大崎市を流れる大谷川が刻んだ「鳴子峡(なるこきょう)」は、深さ100mに及ぶスケールの大きな渓谷です。
川沿いに伸びている大深沢遊歩道を歩けば、渓谷を覆う緑を間近に見ることもできます。
また、例年の10月中旬から11月上旬にかけての紅葉どきには、この深い渓谷を紅葉が覆います。鳴子峡レストハウスの見晴らし台から見るその眺めは、まさに絶景です。
- 鳴子峡
- 大崎市公式ページ
- 駐車場有り
神居古潭/北海道旭川市
「神居古潭(かむいこたん)」は、上川盆地を流れる石狩川が、石狩平野に出るところに位置する渓谷です。地名はアイヌ語で「カムイ(神)コタン(集落)」という意味で、古くからアイヌの聖地とされてきました。
かつてこの渓谷は、石狩川の川幅が急に狭くなるため交通の難所とされていました。現在では、道路が整備され、旭川市有数の景勝地として人気を集めています。
夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪など四季折々の風物に富んだ場所です。近くには旧神居古潭駅舎があり、レトロな明治時代の駅舎の様子がわかります。
- 神居古潭
- 無料駐車場有り
恵那峡/岐阜県恵那市
「恵那峡(えなきょう)」は、木曽川をダムでせきとめたことでできた渓谷です。春はさざなみ公園のツツジやサクラ、秋は紅葉が目を引きます。
四季折々の美しさをジェット船で水上から見ることができます。
また、近くには「恵那峡ワンダーランド」というレジャーランドがありますので、家族で出かけてもたっぷり楽しむことができるのではないでしょうか。
- 恵那峡
- 近隣に駐車場有り
鶴仙渓/石川県加賀市
「鶴仙渓(かくせんけい)」は、大聖寺川沿いの渓谷で、こおろぎ橋から黒谷橋までの約1.3kmにわたります。見どころはなんといっても橋で、「こおろぎ橋」は総檜造りで日本情緒たっぷりです。
こおろぎ橋の下流にかかる「あやとりはし」は、草月流家元の勅使河原宏氏が手がけたS字型の斬新なデザインです。
そのまた下流にある「黒谷橋」は、1935(昭和10)年に架けられた石造りのアーチ橋。この三者三様の橋が色を添える鶴仙渓の美しさは、北陸随一といわれています。
- 鶴仙渓
- 駐車場有り(こおろぎ橋駐車広場、あやとりはし駐車場)
今回は東日本を中心に、全国にある癒しの渓谷スポットをご紹介してきました。2020年7月現在、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、3密を避けて責任ある行動が求められています。
新型コロナが収束した際には、散策や森林浴を楽しみながら、大自然のなかで日ごろの疲れを癒してみてくださいね。
- image by:photoAC(西沢渓谷)
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。