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クマに変装して新年を祝う。海外のユニークな年末年始の過ごし方

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2020/01/02

クマの毛皮をかぶって踊る?/ルーマニア

image by:Roberto Sorin / Shutterstock.com

最後は東欧のルーマニア。ルーマニアといえば、『クマの洞くつ』で見つかったホラアナグマの化石から連想して、クマを連想する博学な人もいるかもしれませんね。

まさにこのクマ、ルーマニアでは人々に特別な存在として考えられており、なかでも正月を迎える祝いの「クマ踊り」は、とても大事にされているのだとか。

クマ踊りでは20人前後の人たちが集まってグループを作り、クマに扮(ふん)する人、クマ使いを演じる人、太鼓を鳴らす人などに分かれます。この団体は村から村へ練り歩くので、正月にはクマの毛皮をかぶった人々を、たくさん見かけられるのですね。

image by:Preisler / Shutterstock.com

日本の地方ではこのところ、毎年のように人の暮らすエリアにクマが出没し、殺処分されるといったニュースが聞こえてきます。

特に日本では尊い存在として扱われにくい生き物ですが、ルーマニアでは真逆の存在で、特にクマの暮らす山間部ではなく、平野部の人たちに尊ばれているみたいですね。

他にはさまざまな仮面舞踏が行われ、クマ以外にもヤギの仮面、皮を身にまとい、踊りまわるような習慣もあるみたいですよ。

今回は、世界の年末年始の過ごし方を紹介しました。こうして眺めてみると、年末年始にはさまざまな楽しみ方があると分かります。

冷静に見れば、日本の伝統的な年末年始の風習も、世界の人々にとっては風変わりに見えるはず。その気持ちに立って、各国の文化を尊重しながら、違いを大いに楽しみたいですね。

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翻訳家/ライター。1979年東京生まれ、埼玉育ち、富山県在住。成城大学文芸学部芸術学科卒。国内外の紙媒体、WEB媒体に日本語と英語で執筆する。 主な訳書に『クールジャパン一般常識』(クールジャパン講師会)。

クマに変装して新年を祝う。海外のユニークな年末年始の過ごし方
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