ご存じでしたか?お茶の京都・山城エリアは日本茶3種のふるさと

Array
2020/05/30

おいしく淹れて、おうち時間をもっと豊かに!

本場に学ぶ日本茶の正しい淹れ方

お茶本来のおいしさと健康効果を高めるには、茶葉を準備して一から丁寧に淹れるのがベスト。この機会に、日本茶のふるさと・山城エリア(お茶の京都)で推奨されている“正しい淹れ方”をマスターしましょう!定番の淹れ方に加え、夏にうってつけの水出し煎茶の作り方もお教えします。

・抹茶(1杯分)

①茶碗に抹茶を茶しゃくで3杯またはティースプーンで軽く山盛り1杯入れる

②70〜80℃のお湯を約70ml注ぎ、茶筅で素早く混ぜる

③茶筅の反対の手を茶碗に添え、手首を前後に振るように混ぜ、最後に表面を整えるようゆっくり動かし、静かに茶筅を上に抜く

【ひと口メモ】

抹茶茶碗や茶筅がない場合は、カフェオレボウルやミニサイズの泡立て器でも代用可。

・玉露(3杯分)

①沸騰したお湯60mlを湯冷ましまたはマグカップに入れ、茶碗に注いで人肌程度(40℃程度)に冷ます(移し替えるごとに約10℃下がる)


②急須に茶葉を大さじ山盛り2杯(約10g)入れ、冷ましたお湯を注ぐ

③蓋をせず2分ほど置き、茶葉がお湯を吸って薄緑色に変化したタイミングで蓋をし、茶碗に注ぐ。少しずつ順番に回し注ぐと、3杯分の濃さが均一になる。2煎目からはお湯の温度を上げて抽出時間を短めに

【ひと口メモ】

玉露の旨み成分は高温のお湯では抽出されにくいので、必ず適温に冷ましましょう。

・煎茶(3杯分)

①沸騰したお湯180mlを3人分に分けて茶碗に注ぎ、70〜80℃まで冷ます。急須に茶葉小さじ2杯を入れ、茶碗のお湯を注ぐ

②蓋をして45秒〜1分程度待つ。茶葉が黄緑色に変化したら淹れごろ

③急須から茶碗に回し注ぎをして、濃さが均一になるようにする。最後の一滴まで絞りきるのがポイント

④2煎目以降はお湯の温度を少し上げ、抽出時間を短くして1煎目同様に最後まで絞りきると旨みが広がる

【ひと口メモ】

カテキン類をしっかり抽出したいときは、なるべく高温で。ただし、渋みが強くなるので、好みに合わせて加減しましょう。

・水出し煎茶

〈時間をかけて抽出する場合〉

①煎茶の茶葉大さじ2杯(約8g)をお茶パックに詰め、水400mlを入れたティーポットに入れる

②冷蔵庫の安定した場所に置き、6〜12時間かけてじっくり抽出する(濃くしたい時は長めに)

③茶こしで漉してからグラスに注ぐ

〈短時間で作る場合〉

①煎茶の茶葉大さじ山盛り1杯(約5g)をお茶パックに詰め、水100mlと氷数個を入れた蓋付きのティーボトルに入れる

②ティーボトルの蓋を閉め、1分間程度ボトルをゆっくりと上下反転させて振る(激しく振ると、泡立ちが強くなるので注意)

③1分間程度静置させたのち、茶こしで漉してからグラスに注ぐ

【ひと口メモ】

市販の水を使う場合は、お茶の成分が抽出されやすく、まろやかに仕上がる「軟水」がおすすめ。

お湯を沸かしたり、抽出を待ったりと少し手間がかかりますが、そうした時間も心のリフレッシュにつながるはず。ゆっくりと味わう時間とワンセットで楽しんでみてくださいね。

本場の宇治茶を味わってみたい!というかたは、「お茶の京都」が運営するこちらのオンラインショップをご利用くださいね。旬の今しか味わえない新茶の煎茶&玉露のほか、宇治茶を使った和洋スイーツなどもお取り寄せできます。

■■information■■

お茶の京都公式ホームページ

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
いま読まれてます

京都をすみずみまで、歩いて食べて見て体験!
「KYOTO SIDE」は、観光、グルメ、イベント情報など、まだまだ知られざる京都府の魅力や情報を発信し共有していく地域情報発信WEBサイトです。

WebSite

エアトリ 憧れの北欧。デンマーク・コペンハーゲンで暮らすように旅をする
ご存じでしたか?お茶の京都・山城エリアは日本茶3種のふるさと
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます