待ち切れない、夏。新型コロナ収束後、「沖縄」で絶対にしたいこと
9.パワースポットめぐりでエネルギーリチャージ
古くから自然界に生きる神様と人間が生活をともにする沖縄には、パワースポットと呼ばれる場所が多く点在します。
世界遺産にも登録される「斎場御嶽(せーふぁーうたき)」をはじめ、神様の島と崇められる「久高島」、開闢伝説が伝わる「浜比嘉島」、「首里金城町の大アカギ」などなど、あげればキリがありません。
ディープなところでいえば、宮古島の離島「大神島」も島全体が聖域ともいわれる沖縄屈指のパワースポットです。
ちなみに、沖縄の集落を歩いていると御嶽と呼ばれる拝所に遭遇しますが、これは各地域で祭事を行う大切な聖域空間。旅行者がむやみに立ち入ることはできないので、気をつけてくださいね。
沖縄の神様たちご挨拶。スピリチュアルに五感を開いてみる旅もいいと思いませんか?
10.幻の花、サガリバナを見に行こう!
死ぬまでに見たい景色のひとつとしても取り上げられるのが、“西表島のサガリバナ”。サガリバナは、夜中に花を咲かせ、明け方太陽が昇るとともに花を落とす一夜花で、沖縄では本格的な夏の訪れを告げる花といわれています。
西表島では、明け方ジャングルの川面がこの儚げな薄いピンク色のサガリバナの花々で埋め尽くされる風景が、夏の風物詩となっています。
そのなんとも幻想的で“桃源郷”を絵に描いたと表現される光景を一目見ようと、夜中のうちにカヤックを漕いでマングローブの川を上り、ジャングルのなかで明け方を迎えるサガリバナツアーも大人気です。
サガリバナ自体は西表島以外にも自生しますが、マングローブの川岸に群生するのは西表島だけだそう。
夜中に真っ暗なジャングルを探索するのも貴重な体験で、さらに夜明けとともに現れる川面を浮遊するサガリバナの姿は、奇跡とも呼べる美しさ。夏のほんのひとときだけ見ることができる幻の風景を体験してみて!
11.星降る空にうっとりと酔いしれる、天体観測
毎回、私が沖縄を訪れるときの楽しみには星空観測も含まれます。夜空を見上げてくっきりと浮かぶ天の川を軸に星座を追いかけながら、瞬く流れ星を数えていると時間が経つのを忘れてしまいます。
とにかく空を埋め尽くす満点の星空が見たければ、月が暗い新月のころが狙いどき。夜空に浮かぶ無数の星々に吸い込まれそうになりながら、星明かりに照らされた世界を楽しむことができます。
やんばるや離島に泊まったときには、サンセットを追いかけたり、星空を眺めたり、陽が沈んでからもお楽しみがいっぱいです。
リュウキュウコノハズク(フクロウ)の鳴き声をBGMに、満天の星空を眺めながら眠りに落ちるという究極の贅沢も、ここでは夢ではありません。