都内近郊の穴場も。コロナ後に行きたい日本全国温泉ランキング【2020年上半期】

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2020/08/01

第3位 新平湯温泉/岐阜県

image by:郷夢の宿 山ぼうし

北アルプスの裾野に点在する、平湯温泉・福地温泉・新平湯温泉・栃尾温泉・新穂高温泉という5つの秘湯は、総称して奥飛騨温泉郷と呼ばれています。

そんな奥飛騨温泉郷を形成する温泉のひとつが、新平湯温泉です。なかでも古民家の宿「郷夢の宿 山ぼうし」では、源泉かけ流しの温泉を楽しむことができます。

image by:郷夢の宿 山ぼうし

同施設の湯は源泉60度、無色透明の単純温泉。真夏や真冬など源泉温度が大きく変化した場合を除いて、基本的に加水・加温なしの源泉掛け流しです。

内湯と露天がそろった大浴場に加えて、貸切り風呂が2つあります。貸切りといえどもなかなかゆったりとした造りなので、のんびりと湯浴みを満喫するのに最高です。

第2位 乳頭温泉/秋田県

image by:秋田観光コンベンション協会

温泉天国として知られる秋田県には、素晴らしい泉質の温泉が点在します。しかし、その多くが冬季になると雪のため閉まってしまい、年間営業をしている宿でも、けっしてアクセスがよいとはいえません。

そんな秋田の秘湯にあって、冬季でも比較的訪れやすいのが「乳頭温泉」です。

image by:秋田観光コンベンション協会

十和田・八幡平国立公園、乳頭山麓に点在する七湯のことを「乳頭温泉郷」といいます。それぞれが源泉を持ち、その数なんと10種類以上。なかでもとろけるような乳白色の湯が自慢の「鶴の湯」は、肌に嬉しい泉質が特徴的です。

こちらは混浴となっていますが、乳白色の湯なので、比較的入りやすい温泉かもしれませんね。

第1位 明礬温泉/大分県

image by:小林繭

大分県の別府駅から約9kmほど離れた山側に位置する「明礬(みょうばん)温泉」。別府八湯のなかで一番標高が高く、このあたりではめずらしい白濁の湯が沸く温泉です。


別府名物の地獄めぐりのひとつである「明礬地獄」を中心に、温泉旅館が軒を連ねます。宿の数はわずか十数軒の静かな温泉郷ですが、その泉質は驚くほどバラエティ豊か。

image by:岡本屋

なかでも「岡本屋旅館」は、目にも鮮やかな見事なコバルトブルーの湯が特徴的です。140年あまりの歴史を誇る温泉宿のこのコバルトブルーの湯を求めて、別府から足をのばす観光客も少なくないのだとか。

今回は上半期の「全国の温泉ランキング」をご紹介しましたが、バラエティ豊かな各地の温泉は季節を問わず楽しむことができ、私たちの疲れた体を奥底から癒してくれます。

県外への移動制限が解除されましたが、最近では「Go To トラベルキャンペーン」で、いまだ感染者が多い東京都からの発着が除外されるなど、まだまだ遠出しずらい状況が続いているのも事実。

それでも収束した際には、全国にあるステキな温泉地を残していくためにも、その土地を訪れて応援していきたいもの。そして思いっきり温泉で羽を伸ばして、明日も頑張ろうという前向きな心意気を養いたいですね。

  • image by:Shutterstock.com(イメージです)
  • ※Google Analyticsを使用した、2020年1月1日〜6月30日までのTRiP EDiTOR内「温泉」関連記事アクセス数にてランキングを算出。
  • ※本記事は現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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