たまには湯船でしたいよね。男女・年代別みんなの「お風呂事情」
しっかりとお湯に浸かり、汚れだけでなく1日の疲れも癒す日本のお風呂文化。10月10日には「銭湯の日」と定められていたり、世界でも有数の温泉国だったりと、日本人とお風呂は切っても切り離せない関係にあります。
この度、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、全国の15歳~59歳の男女を対象に「お風呂事情」について調査しました。
近年では「シャワーのみ」というかたも増えていますが、最新の入浴事情はどうなっているのでしょうか。
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お風呂はシャワー派?湯船派?
始めに行われた「普段のお風呂はシャワー派?湯船派?」という質問では、全体の52%が「シャワー派」、47%が「湯船派」と、若干「湯船派」が劣るものの、ほとんど半分という結果となりました。
家族で暮らしているかたなど、大人数が何度も入る場合は日々お湯をためることが習慣となりますが、ひとり暮らしで仕事などで忙しい日々を過ごしていると、毎日お湯をためては捨てるという行為が億劫に感じてしまうかたも多いかもしれません。
とはいえ、お湯につかるという入浴方法は健康面でも非常にメリットが大きいもの。
「余裕があるなら毎日お湯につかりたい」と考えながらも、お風呂掃除や毎月の水道代などのことを考えると、どうしても面倒になりシャワーで済ませてしまうというかたも。
逆に、ひとり暮らしだからこそゆったりと湯船を満喫しているというかたも多くいる様子。
あとから入るかたのことを気にせずに大好きな入浴剤を使い、泡風呂や、水を飲みながら長時間の半身浴を楽しんだり、朝から優雅に湯船につかったりしているというかたも多いのではないでしょうか。
結果を年代別に見てみると、20代は6割以上が「シャワー派」に。
20代といえば学校や仕事、プライベートまで最も忙しく動き回る年代でもあります。だからこそお風呂はサッと済ませたいかたや、ひとり暮らしの部屋にはシャワールームしかない、というかたもいるようです。
10代と30~40代では「シャワー派」と「湯船派」がほとんど半分ずつとなりました。
家族と暮らしているかたが多い10代と、段々と人生のサイクルが安定したり、結婚して家族を持ったかたが多い30~40代の傾向が表れているようです。
50代を見てみると、全体の年代の中で唯一「シャワー派」より「湯船派」が上回るという結果となりました。
身体の老化が現れ始め、最も気になることが「健康」になるかたが増えたりと、お湯につかることで健康を維持するようになる年代ともいえそうです。