「小手」「ペラペラ」が下品な意味に…海外で日本人が言っちゃいそうな「NG」ワード
パスか/フィンランド語
サッカーは好きですか?日本はこれまで釜本邦茂選手や三浦知良選手のような偉大なストライカーを歴史上に持ちましたが、最近でも素晴らしい選手がたくさん誕生しています。
しかし、なかには日本代表戦のゴール前で決定機を迎えているのに、パスを選択してしまうケースも少なくありません。そのたびに「パスか…」と残念そうにつぶやいたり、「パスか!」と声をあらげたりしたこともあるはず。
しかしこの発言をフィンランドでする場合は、要注意。
例えば、日本代表戦を旅行中のフィンランドのバーでスマホを使って試合を見ながら、攻撃を担当する日本人選手がゴール前でパスを選択したとします。
その際に思わず「パスか」と発言すれば、バーテンダーや近くに座るフィンランド人がちらっと視線を向けてくる可能性が高いです。
日本語の「パスか」はフィンランド語のある言葉にそっくりです。フィンランド語→英語の辞書で調べると、「shit」や「crap」といった英単語が掲載されています。
「shit」は意味をご存じの日本人も多いはず。「crap」は英語→日本語の辞書を調べると俗語で「愚かな考え」「たわごと」「ごみ」「くず」と書かれています。
主にアメリカでは「うんこ」や「くそ」の意味があるのだとか。要するに「shit」も「crap」も意味が「うんこ」なので、使わないほうがよい言葉のひとつ。
フィンランドで「パスか」と言葉にすれば、かなりの確率でフィンランド人には「うんこ」の意味で聞こえるわけです。バーカウンターで見知らぬ日本人が「うんこ」と口にすれば、周りは思わず目を向けてしまうはず。
「あれ、うるさかったかな?」と見られた日本人は思うかもしれません。しかし違います。あなたが見られた理由は「うんこ」と不意に口にしたからなのですね。
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