「小手」「ペラペラ」が下品な意味に…海外で日本人が言っちゃいそうな「NG」ワード

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2021/06/16

ペラペラ/スペイン語

image by:Shutterstock.com

どこかの外国語をペラペラに話せますか?思えばこの「ペラペラ」という表現、どういう由来があるのでしょうか。『広辞苑』(岩波書店)を調べると、

<際限なく軽薄な調子でしゃべり続けるさま>(『広辞苑』より引用)

と掲載されています。

江戸時代後期の滑稽(こっけい)本『浮世床』にも記載があるようですので、意外にも江戸時代から使われていた言葉なのですね。

この表現が「外国語を際限なくしゃべり続ける」という意味で転用されたのだと考えられます。いまでは「日本語、ペラペラですね」のように、外国語が上手な人に向けられる褒め言葉としても使われていますよね。

ただこの「ペラペラ」、日本語を話すスペイン出身のかたに使う場合は注意が必要です。

例えばスペインの旅行中に、あるいは日本で日本語が上手なスペイン人に出会ったとき、「ペラペラ」と驚きをもって褒めない方がいいでしょう。

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その理由は相手にひょっとするとスペイン語の「Perra perra」と聞こえてしまうかもしれないからです。

いくら日本語が上手といっても、「ペラペラ」のような表現を目の前のスペイン人はまだ覚えていない可能性もなきにしもあらず。

スペイン語で「perra」はメスの犬を意味します。「ペラペラ」で「perra, perra」。


「別にいいじゃない」と思うかもしれません。しかし例えば、日本の古い映画などで、恋人やパートナーを誘惑して奪うような人のことを「このメスネコが!」「このメスイヌが!」とひどい言葉でののしる場面がありますよね。

同じようにスペインでも「メスイヌ」という言い方は、好ましくない響きがあります。英語の「bitch」と似ているのです。

本来古い英語で「bitch」は「メスイヌ」、「dog」が「オスイヌ」を表現する言葉だったわけですが、そこから俗語で「不快な女、意地悪い女」といった意味が生まれました。

1990年代くらいからは、女性ではなく男性にも使われていると英語の辞書に書かれています。いずれにせよ大変失礼な言葉です。

要するに「ペラ」は侮蔑の言葉として聞こえる危険性があります。それを「ペラペラ」と2回繰り返すわけですから、絶対にいってはいけない言葉として覚えておきたいですね。

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